お知らせ

2019年06月07日

セクシュアリティに関する研修会について

リリース
 読売テレビは、6月5日(水)、LGBTの支援を行う特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティの村木真紀代表を招いたコンプライアンス研修会を開催しました。
 これは、5月10日(金)の『かんさい情報ネット ten.』で一般の方に対し執拗に性別を確認するという不適切な放送を行ったことを受け、セクシャリティに関する全社的な意識向上のために開催したものです。
 読売テレビ本社の1階ホールで開かれた研修会には、社員、スタッフなど合わせて399人が参加しました。また、研修会の模様は本社および東京支社の各部署へライブ配信されました。
 研修会では、制作担当者らへの聞き取り結果をもとに、コンプライアンス推進室から今回の放送に至った経緯説明が行われ、続いて当社の「検証・再発防止検討チーム」に参加した弁護士から問題点の指摘が行われました。
 続いて、虹色ダイバーシティ・村木代表が「LGBT目線からメディアを考える」と題して講演を行いました。
 この中で村木代表は、「性的マイノリティは、法整備の遅れや理解不足などから、社会的困難や大きな悩みを抱えている。放送局として最も大事なのは公正さで、適切な報道をお願いしたい。ある事象に対して“一般的な人”や“自分”がどう感じるのか、ではなく、“より困難な人”ならどう感じるのか、という視点をもってほしい」と話しました。
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