静かな時限爆弾
~阪神大震災25年 迫るアスベストの脅威~
長い潜伏期間と高い致死率から“静かな時限爆弾”と呼ばれるアスベスト。 阪神大震災から25年、その脅威が襲い掛かろうとしている。 当時、復旧工事に携わった作業員や警察官らの間で、 近年、震災時のアスベストが原因とされる悪性のガン・中皮腫の発症例が報告されていて、 今後、さらなる被害の拡大が懸念されている。潜伏期間を終えようとする今、 災害が多発する日本で我々がどのようにアスベストと向き合っていくべきかを問いかける。