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♯7 「消えた死体の謎2月16日(木) 夜23:58~

今週のゲスト

 19時50分、診療所にやってきた製薬会社の安田は医師、近藤正志(ぼんちおさむ)の死体を発見する。床には大量の血が流れていた。安田は驚いて外に飛び出した後、すぐに警察に連絡。10分後、黒川(板尾創路)、白石(田辺誠一)、赤木(田中圭)は診療所に駆け付ける。現場は血の海のようになっていたが、不思議な事に死体はどこかに忽然と消えてしまっていた。凶器の果物ナイフは指紋が拭い取られていた。黒川はこの10分間に誰かを見たかと訊ね、安田は誰も見ていないと証言する。

 看護士の久保田は黒川らの事情聴取に、近藤が皆に慕われていたと話ながら号泣。貧しかったが温かくて愛のある病院だったという。白石が聞き込み捜査をした、診療所の真向かいにあるマンション住人は、19時50分から20時までベランダにいたのは安田以外、診療所への出入りはなかったと証言する。白石は新聞記者の岡林咲子(中村ゆり)に声をかけられる。咲子は白石の大学の後輩で、この事件を追っているという。 昨晩、咲子は20時前に偶然診療所の前を通った事を明かす。そして以前取材した陶芸家の湯浅健太郎(大和田獏)を診療所の駐車場で見かけたという。その頃、赤木も久保田から湯浅が昨日診療所に来たという証言を聞き出していた。久保田が帰ろうとした18時半頃、入れ違いで湯浅が診療所にやってきたという。近藤と湯浅は古くからの友人らしく、久保田は2人の会話を盗み聞きしてしまった事を告白。2人はケンカをしていて、激しく罵り合っていたという。

 黒川は湯浅を警察署に呼び出して話を聞く事に。この時、緑川は紙コップでお茶を出し、湯浅の指紋を採取する。湯浅は近藤に呼び出され、18時半に診療所を訪ねた事を認めるが、19時には帰ったと証言。近藤から自分が裕福で知名度がある事を妬まれてケンカになったと説明する。黒川が陶芸の話題に触れると、湯浅は弟子もアシスタントもいないと言う。

 再び現場を検証する黒川、白石、赤木。犯人の指紋が残る診療所の窓から駐車場まで血が垂れた跡があり、赤木は犯人が窓から死体を運び出し、車のトランクに乗せて山に遺棄したと推理する。白石は20時前に診療所の駐車場で目撃された湯浅による犯行の可能性が高いと考える。この後、湯浅の指紋と現場に残された犯人の指紋が一致した事が判明するが、どこか腑に落ちない黒川。黒川は犯人が死体を隠した理由が犯人を特定するのではないかと推理するが…。

デカ黒川鈴木

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