事件ファイルCASE FILE
#R153
2025年4月5日(土)放送
風林火山 陰と雷光の決着(デジタルリマスター)
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いがみ合う龍尾家と虎田家の人間が、次々と殺害される事件が発生。被害者は、両家の中で武田信玄の埋蔵金探しに参加していたメンバーだった。捜査をしていたコナンと平次は、武田信玄が好んでいた軍略「風林火山」になぞらえて、事件が起こっていることに気が付く。犯人は何故、武田信玄にこだわるのか? 残った埋蔵金探しの参加者・繁次と景に注意するよう声をかけるが、その晩、繁次が感電死してしまう。繁次は持っていた釣り竿が電車の架線に触れて感電した後、電車に跳ねられてしまったのだ。竿のケース付近には、他の事件と同様にムカデの死骸が置かれており、コナンや平次は、連続殺人事件と判断する。「火」をイメージさせる感電死により、連続殺人事件は犯人の思惑通りに完成してしまったのか?
この後、線路脇で埋蔵金探しのことを記した手帳が見つかる。手帳は交換日記を兼ねており、六年前に甲斐巡査を誤って殺害してしまい、警察に出頭するか否かで意見を交換する記述があった。射手を選ぶ予選で景を勝たせるため、馬を驚かして甲斐巡査にケガをさせようと計画。しかし馬は予想以上に驚き、崖下に落ちてしまう。手帳の筆跡から四人の人物――今回の事件で殺害された義郎、康司、綾華、そして最後の被害者である繁次が、その計画に参加していたと考えられた。一連の事件は、甲斐巡査の事件を闇に葬るための繁次による犯行だと思われたが……。