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#1106

キッドVS安室 王妃の前髪(クイーンズ・バング)(後編)

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鈴木次郎吉の博物館で行われる「ロバノフ王朝の秘宝展」にやってきたコナン、蘭、園子、入館する列で出会った安室と梓は、見知らぬ帽子の男性に声をかけられる。男性は変装した怪盗キッドで、なぜかコナンを挑発して去って行ってしまったのだった。怪盗キッドの予告を受けて、展示場内は中森警部とともに武装した機動隊員達がおり万全な警備体制。さらにそこへ、安室の指示を受けた風見が「三日後に再来日するイングラム王国のセリザベス女王が秘宝展を楽しみにしており、目玉のティアラが盗まれては困るため、どんな対策をしているか見ておきたい」という名目でやってくる。
多くの人が見守る中、突如白い煙に包まれる展示エリア。煙が引いた頃にはケースの中のティアラ『王妃の前髪(クイーンズ・バング)』も消えていた。変装がとれてしまうため、怪盗キッドが準備されていたガスマスクをしていた可能性は低い。容疑者は安室、梓、風見の三人に絞られた。コナンは三人に探りを入れ話を聞いていく中で、全員の手に白い塗料が付いているのを発見する。安室は手の指先、梓は手の甲、風見は手の平、薬指と小指。それを確認したコナンは、怪盗キッドに挑発された理由に気が付く。

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