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#R119

救急車を呼びに行った男(デジタルリマスター)

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 ある日の早朝、日課のジョギングをしていたお笑いタレントの広松広は、路上にうつ伏せになって倒れている男性を発見。酔っ払ってそのまま寝てしまったのかと思い近づいてみると、男性は頭から血を流していた。広松は目の前にあった電話ボックスに駆け込んで救急車を呼ぶが、なかなかやってこない。駅前にある消防署に走って救急車を呼びに行くことに決め、現場を離れる。
 その後、事件の通報を受け駆け付けた警察官たちの中に米花東署の刑事・桜田泰造がいた。最初から広松を疑い、バカにした様子の桜田。さらに、右手が人差し指と中指を立てた“ピース”のような形になっており、笑った表情という妙な状態の被害者に対しても、侮辱したような態度をとる。
 その様子を見ていたコナンは、現場に高木刑事がやってきたのを発見し捜査に加わる。高木刑事は広松とは顔見知りで、以前万引き犯の逮捕に協力してくれたこともある人柄の良い人物だと伝えるが、桜田の方は「第一発見者を疑う」という自身の信念を曲げる気はないようだ。
 そうこうしている内に、現場へ事件の関係者が到着する。それにより被害者が芸能プロダクションで俳優のマネージャーである大久保という人物だと判明する。
事務所の社長は安永雪子、担当している俳優は水原良二。彼らの証言から、広松が被害者を発見する数十分前まで、現場近くの水原のアパートで俳優としての今後の仕事の展開について話し合っていた。さらに、水原の住むアパートには広松も住んでおり、水原の部屋とは隣り同士であることがわかり……。

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