事件ファイルCASE FILE
シカゴから来た男 前編（デジタルリマスター）
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コナン、歩美、元太、光彦、歩美、哀、阿笠博士は動物たちの曲芸が楽しめるポールとアニーのアニマルショーにやってくる。そしてコナンたちがショーに大満足して会場を出ると、そこではジェイムズ・ブラックが記者たちに取り囲まれていた。記者たちは彼をこのショーのスポンサー、ランディ・ホークと人違い。ホークはアメリカ南部出身だが、コナンはジェイムズのイギリス訛りの英語に気付き、人違いしている事に気付く。コナンはそれとなく人違いしている事を記者たちに教えてジェイムズを助ける。
ジェイムズは助けてくれたコナンに感謝。このショーが大好きというジェイムズは購入したショーのストラップを得意げに見せる。ジェイムズは友人と待ち合わせしていたが先ほどのハプニングで会えなかったという。ジェイムズは訛りから人違いと気付いたコナンの推理力に脱帽。すると歩美は自分たちも少年探偵団だと胸を張り、DBバッジをジェイムズに見せる。
ジェイムズは助けてくれたお礼にランチをご馳走すると言って、駐車場にレンタルしたワゴン車を取りに行く。１人で駐車場に来たジェイムズはワゴンに乗り込もうとした時、刑事２人に声をかけられる。刑事たちはこのワゴンは盗難車だと言ってジェイムズをパトカーに連行。身に覚えがないジェイムズが拒むと、刑事は拳銃で頭部を殴って後部座席へ押し込む。その時、ジェイムズのストラップが路上に落ちる。この２人組はニセ刑事で、身代金目的の誘拐だった。ジェイムズはホークと間違われたのだ。
コナンたちはジェイムズが戻ってこないため、駐車場に様子を見に行く事に。ジェイムズのワゴンはドアが開けっ放しで鍵も挿したままだった。近くにいた子供はワゴンに乗ろうとした外国人が男性２人とどこかに行ったと証言する。そしてコナンたちは落ちているジェイムズのストラップを発見。「with Paul&Annie」と英語で書かれたストラップのP、＆、Aは血で塗り潰されていて、コナンは事件に巻き込まれたジェイムズがP&Aという言葉から何かを伝えようとしていると推理する。
コナンたちはジェイムズがホークと間違われて誘拐されたと判断。コナンたちは事情を説明して警官に助けを求めるが、警官は取り合ってくれない。本物のホークはラジオの生放送に出演していて、コナンたちは犯人が人違いと気付いたらジェイムズの命が危ないと心配する。その頃、ニセパトカーでは犯人たちがカーラジオを聞いていた。犯人たちはホークが出演する生放送を聞いて人違いとようやく気付く。コナンたちの心配通り、犯人たちは顔を見られたため、ジェイムズを口封じに殺害するしかないと考える。そして犯人たちは人気のない群馬の山奥に向けてニセパトカーを走らせる…。