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青の古城探索事件〔前編〕(デジタルリマスター)

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阿笠博士の車でキャンプに来たコナン、哀、歩美、元太、光彦だったが、阿笠博士がテントを忘れてきたことが分かり、引き返す途中で道に迷ってしまう。このままでは野宿するしかないというコナンに、歩美は「湖の見えるお城とか、あるかもしれない」と夢のようなことを言い出す。車は森の中に迷い込むと、西洋の城をそのまま移築したような大きな城が出現!元太が探検しようと門を乗り越えて敷地に入り込むが、庭師につまみ出されそうになる。「ワシは発明家で、少しは名の通った発明家じゃ」と阿笠博士が説明しているところに、城の主人・間宮満が通りかかり、一同を屋敷に招き入れ、招待してくれた。元太や歩美たちは大喜びでチェス盤をかたどって手入れされている庭を走り回る元太や歩美。しかし、この城にはなにかいわくがありそうだ。チェス盤の庭は15年前に死んだ先代の当主の遺言を受け継いだ前の主人・貞昭の言いつけを守り、庭師の田畑が手入れを続けているものだった。間宮家の長女の夫だった貞昭は六年前に病死。コナンたちを招待した満は長女の再婚相手だった。その長女も四年前の大火事で使用人や招いた友人たちと共に焼死。難を逃れたのは少数の使用人と田畑が大奥様と呼ぶ先代の未亡人と満、貞昭と長女の間の一人息子・貴人だけで、満と貴人は外国に住んでいたが、大火事以来この城で暮らしているという。車椅子に乗って現れた先代の未亡人で、現間宮家当主のマス代は、阿笠博士たちに「主人がこの城に込めた謎をぜひ解き明かしてもらいたい」と言う。先代が死ぬ間際に「この城の謎を解き明かした者に、私の一番の宝をやる」と言い残したが、その謎が未だに誰も解けないでいたのだ。暗号のような庭、謎の込められているという城…。コナンは興味津々で庭の見渡せる部屋に案内してもらい、早速捜査を始める。隣り合った二部屋の間に不自然な空間があるのに気付き、椅子の上に本を積んで壁の時計をいじると、コナンはいきなり隠し扉の向こう側に落ちてしまった。腕時計のライトを頼りに中を調べると、ミイラ化した死体が。屈み込んだコナンの後頭部に何者かがレンガを振り下ろす!隠し通路の中で気を失っているとも知らず、阿笠博士たちはコナンを捜しまわるが…

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