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#457

園子の赤いハンカチ(前編)

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コナンと蘭は園子に誘われ、森へ紅葉狩りに出掛ける。実は、この森はドラマ「冬の紅葉」のロケ地。資産家の令嬢と青年将校が小枝に赤いハンカチを結んだ枯れ木の下で再会するシーンが有名になり、園子も京極真との再会を願い、赤いハンカチを小枝に結び付けようと考えていた。だが、同じような考えのファンが大勢いるようで、木立の枝には多数の赤いハンカチが結ばれていた。

園子は自分が結んだハンカチの下で京極と再会したいと考え、全てのハンカチを取り除く事に。その時、ドラマのADを名乗るホヅミが現れる。ホヅミは脚本家にこの場所を教えたのは自分だと明かす。ロケハン中に枝に結んだ赤いハンカチを発見し、それを元に脚本家が物語を書き換えたという。だが、ドラマがブームになり、ハンカチを枝に結ぶ人が増えたため、山の持ち主には怒られたらしい。話を聞いた園子は気まずくなり、ハンカチを結ぶのを自粛する。

話が一段落すると、ホヅミは園子らに言伝を頼む。赤いハンカチが結んであった元の木の場所を知りたいとファンに頼まれたらしく、駅前の赤樹旅館のロビーにある伝言ノートに木が見つかった事と場所を書き込んでほしいという。そのファンには何かあったらノートに書き込むと話してあるらしい。コナンらは言われた通り、旅館の伝言ノートに言伝を書き込み、ファミレスで食事をとる。食事中、園子はやはりハンカチを結びたいと言い出す。

結局、コナンらは再び森へ入る。そこでコナンはホヅミの手帳が落ちているのを発見。ページの一ヶ所に血痕が残り、そのページには「4月1日 AM6時 局前集合 バス弁当手配」と書かれていた。この後、コナンは手にベットリと血が付いている事に気付く。手帳に付着した血が乾いていなかったのだ。そして、コナンらは近くで胸にナイフが突き刺さったまま絶命したホヅミを発見する…。

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