事件ファイルCASE FILE
ひっくり返った結末(後編)
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コナンら少年探偵団、灰原は小説家の萬田年久の弟子、原本高平が家の中で殺害されているのを発見する。捜査にあたる目暮警部らは物盗りの犯行と考えるが、コナンは知り合いの犯行と推理。空き巣なら「執筆中 入室厳禁」という札がかけられた部屋の扉を開けないと考えたのだ。検死官によれば、原本の死亡推定時刻は約2時間前の午後3時頃。目暮がアリバイを確認すると、萬田は昨晩からホテルの部屋にカンヅメで、その時刻も部屋にいたと証言する。
高木刑事はホテルと原本の家が近い事を指摘。すると、島木はホテルのエレベーターホールにいたと説明し、萬田がホテルを抜け出すのは無理だと証言する。コナンは机の引き出しの中に鏡しかない事に着目。何かを取り除いたように見える事から、犯人の目的は引き出しの中の物だったと推理する。哀はもう1つの部屋に不可解な点があると目暮らに伝え、その部屋へと移動する。
その部屋では、棚のミニカーや人形などのコレクションが逆さまにひっくり返っていた。その時、ノベルがやってきて、ミニカーをひっくり返す。目暮は現場に猫を放した萬田に注意。そこにハウスキーパーの市村が現れる。市村は、物をひっくり返したのは原本だと考える。市村を困らせるため、他のいたずらもよくやるという。だが、コナンは、コレクションの一部が壊れているのに気付き、犯人の仕業と推理。原本ならもっと大切に扱うと考えたのだ。
この後、萬田の次回作がミステリーという話題に。すると、市村がデビュー作は推理物にすると原本が話していた事を明かす。その話に萬田は動揺し、話題を変える。抜けていたモノが今日揃ったと原本が話していた事を思い出した萬田は、頼まれて購入したものはあるかと市村に訊ねる。市村は歯医者の予約を取ってあげたくらいだという。話を聞いたコナンは誰が犯人かに気付き、物がひっくり返った謎も解く…。