事件ファイルCASE FILE
#451
2006年9月4日(月)放送
トリックVSマジック(後編)
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水中脱出のマジックに挑戦した冬城幻陽は、水槽で逆さまになったままグッタリしてしまう。小五郎、コナンは現場に駆けつけた目暮警部らと一馬が撮影した事件当時のビデオ映像を確認する。目暮がマジックの仕掛けを知りたがると、コナンは水槽のフタに秘密があると説明。美佐と千明は冬城の両足を足かせにした時、フタに掛け金をかけ、南京錠もかける。両方本物だが、美佐と千明が掛け金の継ぎ手のピンを素早く抜けば、簡単にフタが開く仕組みなのだ。
検視官によれば、冬城の死因は溺死でほぼ間違いない。事故か、誰かが仕組んだ事かが問題だが、小五郎は美佐と千明の犯行だと指摘。共謀した2人が掛け金のピンを抜くフリをして抜かなかったため、冬城は脱出できなかったと推理する。しかし2人はピンを抜いたと反論し、フタも開いていたと主張。もう一度、ビデオを見て確認する事に…。
ビデオには肝心な所が映っていなかったが、2人の犯行の可能性は低い。すると今度は一馬に疑いの眼差しを向ける小五郎。小五郎はショーの合間の休憩の時に一馬が何かを冬城に渡していた事を思い出す。一馬はβブロッカー遮断剤という心拍数を低下させる薬を渡したと説明。長く息を止める水中脱出を行うために、いつも15分くらい前に飲む薬だという。小五郎は筋弛緩剤にすり替えたと推理するが、一馬は反論して身の潔白をアピールする。
この後、小五郎、団員らは血液分析の結果を待つ事に。コナンは1人、会場に戻って事件当時の状況を振り返る。そして、水槽の真上にある天井下の梁に目を留め、何かに気付く。その時、突然雷が落ちて場内の電気が消えると、コナンは水槽に2度目のカーテンがおりた後、一瞬暗くなった事を思い出す。犯人の目星をつけたコナンは再びビデオの映像を確認し、証拠も見つけ出す…。