事件ファイルCASE FILE
#405
2005年7月4日(月)放送
救急車を呼びに行った男
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午前5時、住宅街をジョギング中の広松広は頭から血を流して倒れている男性を発見し、119番通報する。が、救急車が遅いため、広松は消防署へ迎えに行く。しばらく後、現場で米花東署の桜田泰造警部補が姿を消した第一発見者を捜していると、救急車に乗って広松が現れる。だが、男性は後頭部を鈍器で一撃されて即死の状態。にも関わらず、救急車を呼んだ広松に桜田は疑いの眼差しを向ける。偶然通りかかったコナンは野次馬に紛れ、状況を見つめる。
被害者は大久保岩男。ニッコリ笑いながらVサインをして亡くなっていた。桜田は広松に第一発見者として用紙に必要事項を記入させ、彼の職業がお笑いタレントとわかる。書き終えた用紙に目を通した桜田は広松を睨みつける。広松が動揺していると、本庁の高木刑事が現場に到着する。
コナンは高木に声をかけ、桜田が広松を疑っている事を教える。そこへタクシーに乗って安永事務所の安永雪子と俳優の水原良二が駆けつける。大久保は水原のマネージャーで、偶然にも水原と広松は同じアパートの隣り同士。昨夜、大久保は水原の部屋を訪ね、水原と今後の仕事について話し合い、朝4時半に部屋を後にしたという。その10分後に大久保は殺害されたのだ。
この後、凶器の鉄パイプが現場と消防署の間にある上高田橋の下で発見される。桜田は広松が消防署へ向かったのは凶器を処分するためと疑う。さらに桜田は被害者の亡くなった時の姿はダイイングメッセージと説明。広松の芸名、にっこりピースを伝えるものだと桜田は推理するが…。