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#403

不思議な天使の館(前編)

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少年探偵団に隣のクラスの松中ユリコが協力を依頼する。ユリコによると、曾祖父で荒ぶる牛と畏れられた相場師、伊勢川剛三が亡くなる前に秘書の時計に遺言を残したという。それは謎を解いた者に宝を与えるというもの。謎解きの猶予は24時間で、時間が過ぎれば相続権は消滅。相続権の高い者から挑戦でき、父母を亡くしたユリコに17番目の挑戦者として順番が回ってきたらしい。

謎解きが行われる場所は曾祖父の家「天使の館」。ユリコが母も暮らしていた家を見たいと話していると、そこへ時計が現れ、一同を森の奥にある館へ案内する。敷地内には東西南北の位置に4つの尖塔があり、その上に天使の像。伊勢川が息を引き取ったのは北の館で、東の館は仕事場、南の館は移住した当時は子供と使用人が使用し、薄汚れた西の館には近づいてはいけないという。

各館の屋根裏にミノタウロスの彫刻があるほか、ドアノック、窓の飾りなど、館の至る処に牛を使用。敷地の中心には荒ぶる牛の館が建てられている。時計が館の案内を一通り終えたところで、コナンは謎に関する話をして欲しいと要求する。が、時計はまだその時ではないと話し、一同は夕食を済ませる。

そして、午後9時になると、時計は「ウシのツノが消え、尾が頭となる時、天使が舞い降りて笛を吹く。その調べこそ、我が宝なり」と謎について一同に説明する。タイムリミットは翌日の午後9時。時計の言葉を頼りに元太と光彦が謎を解こうと単独行動を始めた頃、灰原と歩美も謎解きに動き出すが…。

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