事件ファイルCASE FILE

キャラクター
ストーリーイメージ
#388

薩摩に酔う小五郎(前編)

最新話 見逃し配信中!

小五郎は鹿児島日売テレビの開局記念特番に出演するため鹿児島へやってきた。もちろんコナンと蘭も一緒である。収録後、番組プロデューサーの案内で幻の焼酎といわれる"高隈"の蔵元を訪れることとなった。完全限定生産の"高隈"が飲めるとあって小五郎も大喜びだ。

高隈酒造に到着すると、主人の白石覚志と妻の扶美子が笑顔で小五郎たちを迎える。そこへ週刊エンタの前園仁美という若い女性が取材にやってきた。しかし、白石も扶美子もそんな話は聞いていない。仁美によると専務の辰村慎介と仕込み作業を撮影すると約束したというのだ。すると、蔵子の中でも一番若い小杉大助と最年長蔵子の折田精一が毒づく。そして白石は雑菌の侵入が許されない仕込みは作り手以外の人間を蔵に入れることはできないと丁寧に断った。そこへ巨漢の辰村が現れる。どうやら辰村は蔵を機械化して、大量生産しようとしているため、白石をはじめとした従業員、全員に嫌われているようだ。さらに辰村は小五郎に高隈のイメージキャラクターになってくれるように頼み、観光案内を申し出る。そこへ扶美子が高隈の酒を喜んでくれたお礼に自ら案内すると約束。翌朝、観光案内をした扶美子にコナンがどうして辰村をクビにできないのか聞いてみた。すると、扶美子はまだ高隈の酒が売れていないころ、辰村の懸命の売り込みにより、つぶれなかったという恩があるのだと明かす。扶美子は小五郎に辰村の話を断るために案内役を買って出たのだ。その話を聞き、了解した小五郎は扶美子の車で辰村の家を訪れる。だが、家の中は血で染まり、同じく真っ赤な血がついたブロンズ象が転がっていた…。

BACK