事件ファイルCASE FILE
#387
2005年2月7日(月)放送
ストラディバリウスの不協和音(後奏曲)
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設楽家の当主・調一朗の孫娘・蓮希の依頼で小五郎はコナンと蘭を連れ設楽家の屋敷を訪れた。この日は調一朗の誕生日だったが、別館の火事で調一朗の弟・弦三朗が焼死。さらに調一朗の妻・絢音までもがベランダから落ちて墜落死した。2人とも事故に見えるが、コナンは巧みに仕組まれた殺人事件だと推理。しかも2年前、階段を踏み外して亡くなった弦三朗の妻・詠美と昨年、ベランダから転落死した蓮希の父親・降人から続く連続殺人事件だと…。
それは弦三朗の焼け焦げた部屋に残っていた指揮棒のケースと、上の穴だけが歪んでいる部屋の扉の受け金具。これはロックさせた扉を無理に壊したとしか考えられない。さらに絢音の側に落ちていたバイオリンのブリッジ。本物のストラディバリウスにもレプリカにもブリッジがあったことから、もう一台、バイオリンがあったことが推測できる。
コナンはいつものようにカーテンの影に隠れ、小五郎に麻酔針を発射すると、小五郎の声で関係者を集めさせた。まもなく、絢音の部屋に30年前に強盗に殺された弾二朗の息子・羽賀響輔と蓮希、執事の津曲紅生、そしてストラディバリウスを持った調一朗が顔をそろえる。そこでコナンはストラディバリウスを小五郎に弾かせようとする。だが、ストラディバリウスを小五郎に渡そうとした人間こそ、一連の犯人だと明かし…。