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#383

クリスマス2時間スペシャル 甲子園の奇跡! 見えない悪魔に負けず嫌い

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コナンと蘭、小五郎は平次に誘われ、大阪にやってきていた。甲子園で夏の高校野球決勝戦を見るためだ。球場は5万人の大観衆で埋めつくされている。決勝は去年の覇者・港南高校と春夏連覇を狙う大金高校の闘い。

大歓声が沸き上がりプレーボールの声がかかる。すると、ライトスタンドに座っていたコナンと平次の足下で携帯電話が鳴った。平次が電話に出ると、男の声が楽しいゲームをしないかとささやきかける。男は「3回、6回、9回が終了した時点で、この球場のどこかに置いた電話を鳴らす」という。そのとき電話を取らなければ、誰かを道連れにして自分が死ぬというのだ。男は自分のことを"甲子園の魔物"と名乗ると携帯電話を切ってしまった。携帯電話の画面にはヒントとなる「96[7]13」の文字。

まもなく2回が終了した。男は2回の裏が終わったとき、その証拠を見せると言ったが、何も起こらない。だが、球場の外で数台の消防自動車が走っている。どうやら爆弾により、高野運輸ビルという建物が爆破されたらしいことがわかった。コナンと平次は悪戯電話でないことを悟る。甲子園スタンドで爆弾自殺など図られたら、とんでもない惨事になることは間違いない。

コナンは試合経過を知るラジオを借りるため、小五郎の元へと走った。そこでラジオ中継から甲子園球場の両翼の長さを知ったコナンは1つ目の携帯の在り処を推測。慌てて走るが、すでに3回の裏が終了しようとしていた。

いっぽう、足下で携帯電話が鳴っていることに気づいた女子高生が電話を拾いあげようとした瞬間、平次が飛び込んできて女子高生から携帯電話を取り上げる。何とか間に合ったコナンと平次だが、携帯電話には次のヒントである「47[3]4」という暗号が映し出された。

スタンドを走り回るコナンたちだが、なかなか暗号を解くことができない。しかし、甲子園の大きな屋根が"銀傘"と呼ばれていることを知ったコナンはついに2つめの暗号を解く。6回裏ツーアウト、もう時間がない。だが、何とか電話に平次が出ると、最後の暗号が送られてきた。そこには「…[…]13」としか書かれていない。ヒントとなる文字が席の段数を表す"13"としか書かれていなかったのだ…。

しばらくして高野運輸が1ヶ月前に事故を起こしており、トラックにひかれたのは春の甲子園で大金高校のエースと延長18回を投げ合って、惜敗した帝都実業のエースだということが判明。しかも、その子の父親である鳥光行雄が事故から行方不明だということがわかり…。

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