事件ファイルCASE FILE
#367
2004年7月12日(月)放送
丸見え埠頭の惨劇(後編)
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阿笠博士に連れられて防波堤釣りにきたコナン、哀、少年探偵団は防波堤にくる釣り船の中で3人の釣り客と知り合う。だが、昼過ぎになって釣り船が迎えにきたとき、1人でテトラポットのポイントに向かった江尻太志が倒れていた。釣り竿が海中に引きずり込まれたにもかかわらず、微動だにしなかったのだ。釣り船を操縦する井田巌が慌てて駆け寄るが、すでにチアノーゼが出始めている。その症状を見たコナンは神経毒の可能性があると推測。コナンは井田と阿笠博士に頼んで江尻を病院に運んでもらった。
防波堤に残ったのはコナンたちと江尻の釣り仲間である白根桐子と金谷峯人だけだ。コナンは2人に警察がくるまでじっとしているように指示を出し、その間に江尻との関係を聞き出した。どうやら井田も含めて4人は大学時代の釣り同好会のメンバーだったらしい。特に桐子と井田は親が漁師仲間ということもあり、子供のころからの付き合いだという。さらに江尻と桐子は元夫婦で3年前に離婚しているというのだ。
初め、桐子が作ってきた弁当に毒が盛られていたのではないかと疑う少年探偵団たちだが、人工呼吸をしたコナンが何でもないことから、弁当の可能性はない。まもなく、江尻を病院に運んだ阿笠博士から連絡が入る。江尻の左手首に引っかかれた傷跡のようなものがあり、さらに服の袖口にノリのようなものがついていたという。これを聞いたコナンは犯人の手口に気づき…。