事件ファイルCASE FILE
#366
2004年7月5日(月)放送
丸見え埠頭の惨劇(前編)
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哀に気晴らしをさせるため、阿笠博士はコナンと少年探偵団を連れて防波堤釣りに向かった。目的の防波堤までは釣り船で行くのだが、そこで3人の釣り客に出合う。白根桐子に金谷峯人、江尻太志だ。釣り船が防波堤に到着すると、船を操縦する井田巌は3時間後に迎えにくると言って戻っていった。
桐子と昼過ぎまでに何匹釣れるか賭けをすることになった元太たちは大張り切り。そんな中、江尻だけはテトラポットに降りると、いつものポイントだという場所で一人、竿を構える。この場所でないと満足しないというのだ。いっぽう、歩美たちはコナンからテトラポットは人工的に造られた魚の住処だと聞き、期待を募らせ釣り糸をたれる。だが、しばらくしても一同の釣り糸はピクリともしない。
そこで突然、哀のウキがグ~ンと引き込む。しかし釣れたのは、まだ稚魚であったため、稚魚は海に返すのがマナーだと言い、哀は魚をリリースした。まもなく、何も釣れず我慢できなくなった元太が釣れるはずのないタイを求めて、1人釣り場を変える。が、釣れたのは同じ場所でねばっていた光彦だった。
お昼のお弁当を食べ終わったころ、船のエンジン音が近付いてくる。井田の釣り船が戻ってきたのだ。結局、ほとんど釣れなかった桐子と金谷は江尻を残して、別のポイントへ向かおうということになった。そのとき、江尻の竿に当たりがあり、糸がグイグイと引かれ、海の中に引き込まれていく。慌てて井田が江尻の側に駆け寄ると…。