事件ファイルCASE FILE
#362
2004年5月31日(月)放送
帝丹高校学校怪談(後編)
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蘭に頼まれ帝丹高校の幽霊騒動をコナンたちが調査していると、中庭に突如として2年前に死んだ保坂英彰の机が現れる。しかも、机の上には恨みのメモが置いてあり、ぬかるんだ地面には机を運んだ人間の足跡がない。
そこで保健室で寝ていた世古国繁なら中庭に机を運んだ人を見ているかもしれないと思い、コナンたちは保健室へと向かう。しかし、窓の側の木が邪魔で保健室から中庭の様子は見えなかった。世古は保坂と小中学校で一緒だったが、自分が入学早々バイク事故で半年近く入院していたため、保坂が死んだことを退院するまで知らなかったと打ち明ける。
出口から校門までの校庭には誰の足跡もないことから、幽霊騒ぎの犯人は、まだ学校にいることが予想された。すると2年前に事故死した保坂のことや、その事故現場をよく知っている人物が犯人である可能性が極めて高い。雨が降ってから校舎で見かけた3年生は3人だけ。保健室で寝ていた保坂の幼なじみの世古と、美術室で絵を描いていた美術部の物部雅生、それに図書館にいた保坂の元クラスメートの塚本数美だ。
そのとき、渡り廊下のスノコに水を撒いたような跡を発見。そして地面に傷跡を見つけたコナンは犯人の使ったトリックに気がつく。美術室に帰り支度を整えさせて世古、物部、塚本を集めたコナンは、ついに犯人を特定。コナンはドア越しに時計型麻酔銃を構え、園子に発射し眠らせると、犯人の使ったトリックを暴き出す。