事件ファイルCASE FILE
#361
2004年5月24日(月)放送
帝丹高校学校怪談(前編)
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蘭の通う帝丹高校で幽霊騒動が巻き起こった。2年前、不慮の事故で死んだ生徒の幽霊が出るというのだ。そこで蘭に頼まれたコナンは園子と一緒に幽霊調査をするため、帝丹高校へと向かった。
学校に到着すると、校医の新出先生が現れる。コナンはまたもやベルモットの変装した姿だと疑うが、どうやら本物のようだ。新出先生にも協力してもらい、4人は幽霊調査を開始する。まずはすすり泣く声が聞こえてくるという"嘆きの体育倉庫"。この倉庫には2年前、謎の死を遂げた保坂英彰の机が置いてあった。そこへ蘭の空手部の先輩である塚本数美が現れる。彼女は保坂の元クラスメートで、呪いや幽霊のことなどは全く信じていない。そして彼女に誘われ、次の目的地"恨みの図書館"へと向かう。その途中、雨が降り始めた。
校舎に入ると、トイレから出てきた世古国繁と出会う。彼は保坂の幼なじみで、午後から保健室で横になっていたという。世古と別れたコナンたちは図書館に到着。ここでは朝きたら、保坂が借りたことのある本が4日連続で出しっぱなしになっていたというのだ。そして最後は"呪いの階段"。保坂が落ちた美術室前の階段で、床一面に水が溜まっていたという。そんな幽霊話で蘭と園子が騒いでいると、美術部員の物部雅生から、うるさいと注意されてしまった。
そんな中、中庭に突如として保坂の机が出現。机の上には「我が恨み 未だ消えず…」と書いた紙片が置いてあった。紙は濡れていないので、雨が止んだ後、中庭に運んだことが予想される。しかし、中庭には机を運んだ人間の足跡はない。すると、美術室で聞き耳を立てていた物部が突然、悲鳴を上げる。コナンたちが部室に入ると物部が、保坂の呪いだ!と叫び、恐怖に打ち震えていた…。