事件ファイルCASE FILE
#354
2004年3月8日(月)放送
小さな依頼者(前編)
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毛利探偵事務所に、ドラマや映画の子役で有名な絹川和輝が訪ねてきた。和輝は自分あてにファンレターを送ってくる温子という女性を捜してほしいという。気味の悪いはがきだという和輝だが、彼女こそ6年前、1歳の和輝を教会の前に捨てた母親だというのだ。和輝を捨てたときに添えてあったメモの字と名前が、はがきと一緒だったのである。数枚の絵はがきを見たコナンは熱海の旅館関係者ではないかと推理。早速、コナンたちは熱海へと向かった。
熱海の旅館を訪ね歩いているうちに和輝は母の胸にホクロがあったことを思い出す。そんな中、ついに目的の絵はがきを売っている旅館を発見。しかし、温子という女性は、この旅館にはいなかった。彼女が偽名を使って働いている可能性もあるとみたコナンたちは旅館で一泊することに。
初めにコナンたちの相手をした仲居の草野美津は、和輝の大ファンだという同じく仲居の別所登志子を紹介する。しかし、戸惑うように登志子はその場を去ってしまう。そしてコナンたちを部屋まで案内した仲居の三枝朝香はあまりにも無愛想だった。
まもなく、フリーライターの鴨下保比呂の絞殺死体が客室の浴槽で発見される。鴨下はなぜか和輝が母親を捜していることを知っており、それを記事にしようとしていたのだ。しかも部屋に落ちていた鴨下の携帯電話には、犯人とみられる顔のない女性の写真が撮られており、彼女の胸には、はっきりとホクロが映っていた…。