事件ファイルCASE FILE
#347
2004年1月19日(月)放送
お尻のマークを探せ(後編)
最新話 見逃し配信中!
雨の中、学校から帰る途中の歩美は雨ガッパの男と激突してしまう。その男は慌てて何かを拾うと逃げ去ってしまった。何とその男は女性を刺し、逃げる途中の通り魔だったのだ。歩美は顔を見ることはできなかったが、通り魔の持ち物と思われる数字の"5"に似たマークが手に残っていた。そして元太の尻にも同じマークが…。
まもなく"5"に似たマークは車のエンブレムだと判明。歩美の前で通り魔が落としたのは血のついた車のキーだったのだ。警察の緊急手配により、アリバイがなくマスターキーをなくした3台の車の持ち主が米花警察署に集まった。容疑者は寿司屋でアルバイトをしている大学生の榎本洋。自動車修理工場で働く福地直和。そして錠前店を経営する出川俊昭の3人だ。犯行時刻、榎本はドライブするため車で峠に向かい、福地は車が直ったかどうかを調べるため商店街を車で回り、出川は家の鍵をなくした人の家を探して車で町中を回っていたという。
歩美は車の中からスモークガラス越しに容疑者たちを見るが、通り魔かどうか確認することはできない。そんな中、コナンは高木刑事に頼んで運転席側のドアの鍵穴にルミノール反応が出るかどうかを調べさせた。もし、犯人が乗っていた車なら、キーをさした車の鍵穴に血の跡が残っているはずだと考えたからだ。
しかし、鑑識課員がドアの鍵穴を調べるが、ルミノール反応はどの車からも出なかった。ところが、ニヤリと笑ったコナンはマイナスドライバーを借りると、1台の車に近づき…。