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#334

似た者プリンセス(後編)

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妃英理は娘の蘭に頼まれ、小五郎の代わりに藤枝幹雄の命を狙っているという人物を突き止めるため、依頼主の家を訪れた。そこに、偶然コナンの母親・工藤有希子も現れる。元、帝丹高校の同級生だった2人は久々の再会を喜び合う。ところが、英理たちが監視カメラで見ている中、藤枝幹雄が密室のオーディオルームで殺されてしまった。間もなく、警察が現場に到着。目暮警部は一同をリビングに集め事情聴取を開始した。

集められたのは、幹雄より32歳年下の妻・藤枝素華、執事の植木草八、幹雄の義理の弟・藤枝繁、そして庭師の土肥耕造だ。  幹雄が1発目を撃たれたのは皆が監視カメラで見ていたときで、部屋に駆けつけたときに2、3発目の銃声が鳴り響いた。だが、素華と執事は1発目のときはコナンたちと一緒にいたが、2、3発目のアリバイがない。土肥も1発目のときは監視カメラに移っていたが、2、3発目のときは姿が写っていない。いっぽう、繁は一発目のときにアリバイがなく、2、3発目のときはコナンたちと合流して幹雄の部屋に駆けつけている。コナンは、一発目と二発目の間が3分近くあいていたこと、幹雄が撃たれる直前まで、読んでいた本にしおりがはさんであったことを不審に思う。

そのころ、有希子は卓越した演技力で、気難しい土肥から事件の謎を解くカギを聞き出すことに成功していた。どうやら、銃声が聞こえたのはガラスが割れる音がした数秒後だったらしい。さらに、有希子から電話で事件の経緯を聞いた工藤優作は"間違った道しるべ"というヒントをコナンに言づけた。これを聞いたコナンは犯人が巧妙に仕組んだアリバイトリックの真相に気づく。

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