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#327

炎の中に赤い馬(解決編)

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都内で発生している連続放火事件で、主婦の諸角亮子が焼死した火災をコナンと平次は調査していた。そんな中、骨董品店店長の玄田隆徳が犯人は自分だと自供。しかし、納得できないコナンたちはもう一度、隣の子供の証言現場を検証し、ついに諸角邸の火災トリックを解明する。

間もなく、コナンたちは担当刑事の弓長警部に事件の経緯を明かして玄田宅を捜査することになった。玄田以外にあやしい人物は、亮子の夫で精神科医の諸角明、風水アドバイザーの曽我操夫、亮子の姉で占い師の権藤系子の3人。全員が諸角邸に出入りすることができるので、犯行は可能だ。

玄田の家に入ると、廊下には玄田の靴跡が付いていた。ごみ箱には泥付きの靴下と焼け焦げたシャツ。やはり玄田は夢遊病なのかと思われたが、偶然、下駄箱の上に置いてある陶器から盗聴器を見つけ出す。さらに水晶の座蒲団の中からも盗聴器が出てきた。そのとき、亮子が握っていた座蒲団も同じ物だと気づき、中を調べると、ついに事件の確信に迫る物証をコナンたちは発見する。

コナンと平次に頼まれた弓長警部は諸角明、曽我操夫、権藤系子にこれまでの捜査結果を知らせ、明日、玄田の家を徹底的に調べると報告した。

その夜、玄田宅に忍び寄る3人の影。1人は玄関の陶器の置物を狙い、もう1人は水晶玉を手にした。そして最後の1人が電気スタンドに何かを仕掛けようとする。その瞬間、部屋の証明がつき、コナン、平次、弓長警部が現れる。

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