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#313

夕日に染まった雛人形(後編)

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コナンたち少年探偵団は歩美の誘いで、七段飾りの雛人形を並べられれば、その人形がもらえるという観野宅を訪れた。しかし、無事、雛人形を並べ終えたコナンたちが買い物へ出かけている間に、和室の床の間に飾ってあった高額な掛け軸「雷神」が空き巣に盗まれてしまう。

所轄署の刑事、百瀬は観野家の主婦、節子と彼女の夫の母、弥生、さらに事件直前に訪ねてきた同じマンションの住人である津曲水貴と骨董鑑定士の三重芳春の事情聴取を行った。その結果、4人とも動機がありアリバイがない上、全員が犯行可能なことが発覚。コナンは盗まれた掛け軸があった和室に犯人を突き止めるカギがあると推理する。早速、和室へ向かったコナンは雛人形の男雛と女雛の位置が左右逆になっていることを事件前に映したデジカメの写真から証明した。

そこで、元太が雛人形の並べ方を知らない津曲が犯人だと推理。百瀬刑事も津曲の部屋を調べるため、観野家を後にした。しかし、別に犯人がいると推理するコナンだが、今一つ確信が持てない。そんな中、歩美の「階段…」という言葉でついに事件の謎を解きあかす。その言葉を聞いた歩美は津曲の部屋へ百瀬刑事を呼びにいった。だが、階段の踊り場で夕陽を見る歩美はなぜか落ち着きがない。

そして観野家に戻ってきた百瀬刑事にコナンは掛け軸を持っていった犯人も、その在り処も判明したと断言する。コナンは、犯人が掛け軸を盗んで逃げるときに人形を落してしまい、置き直すときに男雛と女雛の位置を間違えたという推理は逆で、実は男雛と女雛の置き場所は間違えていなかったと語り始める。

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