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#311

黒の組織との接触(決死編)

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殺された板倉の日記から黒ずくめの組織と接触する手がかりをつかんだコナンは阿笠博士の車で群馬県にある板倉の別荘に行く。変声器で板倉の声を再現し、黒ずくめの組織のメンバー・ウォッカと交渉した結果、4時間後の午前4時に工事中の東京の地下鉄新設駅・賢橋のコインロッカー前で板倉のソフトの受け渡しをすることになった。

雪の山道を群馬県から東京まで戻るのは容易ではない。阿笠博士のオンボロ車のタイヤがパンクし、やむなくコナンと阿笠博士は通りかかった車をヒッチハイクした。車には男女のカップルが乗っていて、どうやら逃亡中の宝石強盗犯らしい。先を急ぐコナンは検問をわざとやり過ごし、目的地に向かう(前回まで)。

賢橋駅が近づいた。コナンは車を降りる前にやっておかなければならないことができたと言い出す。車に乗せてくれたカップルが宝石強盗犯だと暴き、運転がおぼつかなかったのは、逃走用に盗んだ車だったからだろうと指摘する。  検問の警察官の話から、もう一人の仲間が負傷してトランクの中に潜んでいることも見抜いていた。宝石強盗犯たちは検問を抜けるためにコナンと阿笠博士を利用し、コナンたちも先を急ぐためにわざと協力したのだと明かす。  麻酔銃で運転手の男を眠らせ、女の方は阿笠博士の新兵器・ボール射出ベルトを使って車の中に閉じ込める。宝石強盗犯たちの処理は阿笠博士に任せ、コナンは一人で取引現場へと向かう。

黒ずくめの組織のメンバーたちも配置について板倉を待ち構えている。コナンは暗闇の中、地下通路を走る。取引相手のウォッカは懐中電灯を手に歩いてくる。ウォッカが取引場所に指定したコインロッカーに先回りするコナン。板倉が用意した小切手をロッカーの扉に貼りつけ、セロハンテープで固定したケースの中に発信機をつけたソフトを入れた。物陰でコナンが見守る。ウォッカは小切手を見つけ、中のソフトを出そうと素手でセロハンテープを剥がし始める。すべてはコナンの読みどおりに進んでいく。そこへ拳銃を手にしたジンが現れた。

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