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#310

黒の組織との接触(追跡編)

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殺された有名なシステムエンジニア・板倉日記を手に入れたコナンは、黒ずくめの組織と板倉の接触の経過を知る。脅迫に屈し、板倉が組織に開発中のシステムソフトを売り渡す約束をし、その受け渡しの期限が迫っていると知ったコナンは阿笠博士の車で群馬県にある板倉の別荘に行く。

予定通り、組織から板倉のパソコンにメールが送られてきたが、パスワードがわからずに開くことができなかった。不審に思った組織のメンバー・ウォッカから電話が入り、留守番電話のスピーカーからウォッカの声が別荘に響いた(前回まで)。

コナンは意を決して受話器を取り上げ、変声器で板倉の声を再現し、ウォッカとの交渉を始める。ウォッカはソフトの受け渡しを翌日の午前0時、工事中の東京の地下鉄新設駅・賢橋のコインロッカー前と指定する。コナンは明日は都合が悪いと会話を誘導し、今から4時間後の午前4時に変更させる。夜が明けたら、板倉が死亡したことがニュースで流され、ウォッカたちに何もかもバレてしまう可能性がある。今のところ、ニュースは宝石強盗犯逃亡の情報だけしか扱っていない。

雪の山道を群馬県から東京まで戻るのは容易ではない。阿笠博士のオンボロ車でコナンたちは急ぐ。コナンは車中でノートパソコンを使い、板倉のソフトの中身を確認しようとするが、こちらもパスワードが設定されていて開けなかった。組織と板倉の間でパスワードが決められているらしい。しかも、コピーガードがかかっていて、コピーも不可能だ。これでは警察が動いてくれる見込みはない。コナンは自ら組織と対決する決意を固める。その時、車のタイヤがパンクし、コナンと阿笠博士は通りかかった車に乗せてもらうことになる。

車には男女のカップルが乗っていて、運転している男はセンターラインを越えて対向車とぶつかりそうになったりと、乗りあきた車だと言っていたのに運転がおぼつかない。車検の期日も知らないようだ。コナンが不審に思っていると、群馬県警が検問をやっていた。逃亡中の宝石強盗犯を捜しているらしい。

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