事件ファイルCASE FILE
幽霊屋敷の真実(後編)
最新話 見逃し配信中!
新出医院で出会った老人の「若い女子の亡霊が出る」という言葉に惹かれてアパートについて行ったコナン、小五郎、蘭は、老人の言葉通りの怪現象を体験する。急に気が遠くなった後にテレビに映った亡霊、水洗の水が赤く染まったトイレ、窓から覗く不気味な人影…。そこはモルタル2階建てのボロアパートで、隣に工事が中断したままのビル建設現場、路地を挟んだ反対側には4年前に若い女性の焼死体が発見された公園がある。コナン は科学的に説明のできない怪現象と、それが意図的に行われているとしたら、犯人の目的は何なのか、謎ばかりのアパートに興味津々(前回まで)。
赤く染まったトイレの水と怜ビビるに映った亡霊の謎はコナンにも理解できる。だが、窓から覗く不気味な人影と、老人が見たという人魂の仕組みが理解できない。老人以外の住人も人魂を見たと聞いて、コナンは住人たちの部屋を訪れる。四谷は2階に以前住んでいた先輩の部屋で目撃したと言い、 番長は他の二人が見たというビル側の窓ではなく、不気味な人影が覗いた窓の斜め上の窓で見たという。コナンは小五郎にばかり蛾がとまるのを見て、あることに思い当たる。このアパートにはなぜ蛾が多いのか?
さきほど人影が見えた2階の小窓に駆け寄り、カー テンを引いてみる。網戸を見たコナンは幽霊騒動のカラクリと犯人の目的に気づく。4年前に起こした焼死事件の決定的証拠をお化け騒動で隠そうとしたのだ。お化け嫌いの蘭が 早く帰りたがるので、小五郎は帰宅することにする。コナンは玄関に蘭を残し、小五郎をトイレに誘う。そのトイレに住人の一人を呼び、真っ赤に染まった水が流れるところを見せた。そして、住人のテレビから亡霊の映像が流れ、慌てた住人が逃げ出す途中で小窓を振り返ると、そこにはユラユラ揺れる人影が…。トイレの前では眠りのポーズをとった小 五郎が住人たちの前で、謎解きを始める。