ジョディの知り合いの杯戸小学校教師、夏子が公園前の階段から突き落とされて意識不明の重体になる事件が発生。犯人は学校で夏子を襲って気絶させた後、車に乗せて公園まで運び、階段から突き落とした可能性が高かった。コナンたちは夏子を自宅まで送ろうとしていた同僚教師の菅本、夏子と会う約束をしていた保護者の植野、神立からもう一度話を聞く事に。菅本は夏子と一緒に帰る約束した訳ではなく、一方的に送ろうと考えていた。安室は菅本が夏子に告白してフラれた事を暴露。夏子からストーカー被害の依頼を受けた安室はフラれた菅本を要注意人物としてマークしていたという。
菅本は毎日、夏子に気付かれないように跡をつけ、見守りながら護衛していたと証言する。話を聞いたジョディはストーカーと同じだと菅本に怒りを露わに。目暮警部は菅本を疑うが、菅本は午後8時半過ぎに職員室に来た時、夏子はいなかったと改めて証言する。植野は職員室で話した時、夏子はテストを採点していたと証言。植野の息子は小5で、夏子は小1の担任だが、アメリカ留学の経験を活かして得意な英語を高学年に教えていたという。犯行に車が使われたため、ジョディが車の事を確認。植野は旦那が作った借金の返済で車は売却したと明かす。神立は今朝、ガレージが壊され、車が盗まれたと証言。会社には電車で出勤し、小学校まではバスで来たという。
神立は約束の9時に来た時には校門が閉まっていたと証言。だが、目暮は植野が帰った後、菅本が来る前に神立が連れ去る事もできたと考える。高木は夏子の携帯のメールを調べ、「約束は8時半頃でしたけど来られますか?」という未送信メールを見つける。神立は数字が飛び交うテストの採点をしていたために勘違いしたと考える。夏子が採点したテストの現物は鑑識の所にあるため、目暮たちは答案用紙の写真を確認する事に。ジョディは答案用紙の右上に注目。アメリカでは100点満点の時、エクセレントと書くが、夏子は満点の答案用紙の右上に花丸を書いていた。
安室はこの写真から読み取れる情報は他にないかとジョディとキャメルを挑発する。だが、ジョディとキャメルは事件解決に繋がるような情報を読み取る事ができない。すでに安室とコナンはこの写真を見て誰が犯人かに気付いていた。この時、安室はFBIのジョディたちに挑戦的な態度を取り、コナンは「悪い奴らの敵だよね?」と安室に耳打ちして確認。安室は「君は僕の事を少々誤解しているようだ」と意味深な事を言う。この後、コナンと安室はテストの写真を見せながら犯人の犯行を暴いていく…。