事件ファイル

事件ファイル
2007年12月17日(月)放送

 「黒の組織との接触(デジタルリマスター特別編集版)」

 コナンは黒の組織と関わっていたシステムエンジニア、板倉の殺害事件を解決し、板倉がMOに残した日記のコピーを手に入れる。一刻も早くMOの中身を確認したいコナンだったが、蘭は新一に会えずに辛いと涙ぐんでいる。そんな蘭の前にFBIの赤井秀一が現れる。コナンは赤井の事を警戒しつつも2年前に黒の組織のテキーラと接触した板倉の日記を優先し、阿笠博士の家へ向かう。
 阿笠のパソコンでMOを開いたコナンは2年前の3月7日の日記に着目。そこには「関西弁の男が訪ねてきた。開発中のシステムソフトが目当てだったらしい」と書かれていた。さらに「上から下まで真っ黒な男…、二度と会いたくない…」という記述もあったが、黒の組織に関する文章はそれだけだった。ガッカリするコナンだったが、その7日後の日記から、あぶり出しのように細工された白黒反転の画面にもう1つの日記が出現する。
 そこには黒の組織との接触の経過が詳しく記されていた。板倉は視力が低下してしまい、システムソフトの開発を断念。ゲームソフトの開発を手掛けるようになったようだ。だが、黒の組織はその開発中のシステムソフトを1年で完成させたら高額で買い取ると板倉に話を持ち掛ける。そして、脅迫に屈した板倉が黒の組織の要求を受け入れてしまった事がそこには記されていた。
しかし、板倉は悩んでいた。そのソフトの開発を断念したのは視力低下だけでなく、人類のためでもあったのだ。結局、板倉はソフトの開発を再び中止し、未完成のソフトと報酬としてもらった金額と同額の小切手を用意。別荘のパソコン付近にそれを隠し、受け渡しの時間を稼いで海外に逃亡するつもりだったようだ。受け渡し期限はこの日の夜0時。コナンは板倉の別荘に行き、そこのパソコンから組織のメールを受け取ろうと考え、阿笠と群馬県の別荘に向かう。
そして予想通り、別荘のパソコンに組織からメールが届く。だがコナンはパスワードがわからず、メールを開く事ができない。すると不審に思った組織のウォッカから電話が入り、コナンは変声機で板倉に成り済まして応対。ウォッカはソフトの受け渡しを翌日の午前0時、工事中の地下鉄新設駅、賢橋のコインロッカー前と指定する。だが夜が明けると板倉死亡のニュースが流れ、全てバレる可能性が高い。コナンは今から4時間後の午前4時に時間を変更させる。
コナンは阿笠の車に乗って群馬から東京へ急ぐ。コナンは車内でノートパソコンを使い、板倉のソフトの中身を確認しようとするが、こちらもパスワードが設定されていて開く事ができない。しかも、コピーガードがかかっていて、コピーする事も不可能。これでは警察が動いてくれる見込みもなく、コナンは自ら組織と対決する決意を固める。
その時、車のタイヤがパンクしてしまい、コナンと阿笠は通りかかった車に同乗させてもらう事に。車には男女のカップルが乗っていて、運転する男は乗り飽きた車と言いつつ運転がおぼつかない。男は車検の期日も知らず、コナンが不審に思っていると、車は群馬県警が行う検問に差し掛かる。県警は逃亡中の宝石強盗犯を捜しているという。
 コナンはカップルがその強盗犯だと暴き、運転がおぼつかないのは逃走用の盗難車のためだと指摘する。さらにコナンは検問する警察官の話から、負傷した仲間の1人がトランクの中に潜んでいる事も見抜く。強盗犯たちは検問を抜けるためにコナンらを同乗させて利用したのだ。だが、コナンらも先を急ぐため、犯人である事を警察に告げず、敢えて協力して検問を通過する。
 この後、コナンは運転手の男を麻酔銃で眠らせ、女の方は阿笠の新兵器、ボール射出ベルトを使って車内に閉じ込める。そして強盗犯の処理を阿笠に任せると、コナンは1人で受け渡しの現場に向かう。その頃、組織のメンバーたちは配置につき、板倉が現れるのを待ちかまえていた。暗闇の中、コナンは地下道路を走って指定されたコインロッカーへと先回りする。
 コナンは板倉が用意した小切手をロッカーの扉に貼り付け、セロハンテープで固定したケースの中に発信機をつけたソフトを入れる。そして、コナンが物陰から様子を窺っていると、ウォッカが小切手を見つけ、中のソフトを出そうと素手でセロハンテープを剥がし始める。全てはコナンの思惑通りに進んでいく。しかし、そこに拳銃を手にしたジンが現れて…。