事件ファイル

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2019年11月16日(土)放送

第959話 「プードルと散弾銃(後編)」

 小五郎、コナン、蘭はドッグフードの会社の社長、アンナの誕生パーティーに呼ばれ、ヨットハーバーにやってくる。パーティー開始直後、アンナは覆面の男に散弾銃で撃たれて絶命。犯人はそのまま逃走する。目暮警部は副社長の稲村、専務の真知子、秘書の森島から話を聞き、アンナの元カレの豹藤が容疑者として浮上。だが、豹藤にはアンナの自宅に空き巣に入っていたというアリバイがあった。小五郎たちはアリバイ偽装と疑うが、警察は証拠がないため、豹藤を逮捕できない。その日の深夜、豹藤はヨットの下にある何かを取ろうとする。その時、豹藤は背後から何者かに散弾銃で頭を殴られる。

 翌朝、豹藤の遺体が発見される。近くには凶器の散弾銃が落ちていた。一番怪しかった豹藤が殺害されたため、高木刑事は真犯人が別にいると考える。だが、コナンはアンナを殺害したのは豹藤だと確信。問題は誰が豹藤を殺害したかだった。高木はヨットの下でアンナを撃った犯人が着ていた黒いレインポンチョ、黒手袋、顔に巻いていた黒いタオルを発見する。手袋には誕生日ケーキのクリームが付着していた。小五郎は隠していた証拠品を取りに戻った豹藤を待ち伏せした何者かが殺害したと考える。コナンはタオルに稲村とローマ字で刺繍されている事に気付く。

 目暮警部は稲村、真知子、森島を呼び集め、もう一度話を聞く事に。稲村は凶器の散弾銃を見て、自分のものだと認める。小五郎は刺繍が入ったタオルの事も確認。稲村は自分が作ったタオルだが、誰にも配っていないと証言する。稲村がアンナにプレゼントしたシャンパンを包んでいたのも同じタオルだった。稲村は盗まれた車に積んでいたタオルが犯行に使われたと考えるが、小五郎は稲村が豹藤に手を貸した共犯者と疑う。稲村は豹藤が犯人という証明もできていないのに共犯者扱いされて憤慨する。

 小五郎は稲村に反論されて弱気になるが、すぐに豹藤のアリバイが崩れたと強気に戻る。小五郎は森島が豹藤の共犯者と推理。覆面の男はずっと船室にいたという森島の証言をウソと疑う。だが、森島は恩人のアンナを裏切る事はないと反論する。お気に入りのホストだった森島を特別待遇の秘書として引き抜いたアンナ。真知子はアンナが別れた後も豹藤と密かに会っている事に森島の心中は穏やかじゃなかったと勘繰る。真知子は豹藤が好きなヒョウ柄のワンピースを着て街を歩くアンナと見たと証言する。

 この後、プードルのサリーが黒い布を咥えてコナンたちの方にやってくる。咥えていたのは稲村と刺繍されたタオルだった。タオルには白い汚れがついていて、目暮はタオルが2枚ある事に困惑する。コナンはサリーの行動、この2枚目のタオルや稲村、真知子、森島の証言から事件の真相に辿り着き、小五郎に向けて麻酔銃を発射。眠りの小五郎の推理ショーが幕を開け、事件の真相が明らかになっていく。