事件ファイル

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2019年10月12日(土)放送

第956話 「謎解き水上バス(前編)」

 米花公園の外れで頭をカチ割られた門脇栄二の遺体が発見される。遺体の傍らには凶器の鉄パイプが落ちていた。目暮警部たちが捜査をしていると、そこにコナンと小五郎が偶然通りかかる。母親の門脇安子は泣き崩れ、兄の門脇優一は愕然となる。栄二が殺害されたのは昨夜10時頃。安子は栄二が夕方から飲みに行っていたと証言する。昨夜、優一は都心のホテルに泊まって書類を作成していたという。エリートの優一は官庁職員だった。高木刑事は栄二の近所の評判が良くないと目暮に報告する。栄二は3年前に大学を中退。栄二は20日に飲み屋で揉め事を起こし、警察署内の泥酔者保護所に入れられていた。

 千葉刑事は不審な男の情報を目暮に報告する。何日か前、体格のよい30歳くらいの男性が門脇家の事を近所で聞き回っていたという。千葉は栄二が安子に暴力を振っていたと近所で噂になっている事も目暮に伝える。兄の優一がいつも暴力を振う弟の栄二を止めていたという。門脇家にとっては忌まわしい問題児だった栄二。話を聞いた小五郎は安子が泣いていたのは演技だったと疑う。目暮は栄二の家庭内暴力について安子たちに確認。だが、安子、優一はムキになって否定する。

 目暮は昨夜10時頃のアリバイを訊ね、優一はホテルの廊下で酔った女性とぶつかったと証言する。優一は自分が疑われていると察して憤慨する。この後、米花警察署で事情聴取を受けた優一は犯行を否認し続ける。そして、事情聴取中に昨夜10時頃、ホテルで優一とぶつかった女性が見つかる。ホテル従業員も優一と女性がぶつかった光景を目撃していて、優一のアリバイは成立する。優一は容疑者にされた屈辱は忘れないと怒りを露わにして警察署を後にする。

 この後、門脇家の事を近所で嗅ぎ回っていた男は建設現場作業員の高瀬林太郎と判明する。安子は元小学校教師で、高瀬は昔の教え子だった。安子は高瀬と先日バッタリ再会したという。目暮たちは建設現場で働く高瀬に話を聞きに行く。目暮たちが訪ねてきても動じない高瀬。コナンは高瀬の態度から警察が訪ねてくる事を予測していたと感じる。高瀬は小学生の頃、安子にいつも叱られ、恨んでいたと告白。高瀬は再会後、近況が知りたくて門脇家の事を聞き回った事を認める。

 目暮は安子の次男が殺害された事を高瀬に伝え、犯行時刻のアリバイを訊ねる。高瀬は居酒屋で3時間の飲み食い放題に挑戦していたと答える。防犯カメラには昨夜8時頃に居酒屋に入店し、11時過ぎに店を出る高瀬が映っていて、居酒屋店員の宇野も高瀬をはっきり覚えていた。宇野は高瀬がトイレに立った以外はずっと席にいたと証言。優一に続き、高瀬のアリバイも成立する。その時、門脇家で火災が発生したという情報が入る。優一は何とか逃げ出したが、安子は遺体となって発見されて…。