事件ファイル

事件ファイル
2019年2月9日(土)放送

第930話 「窓辺にたたずむ女(後編)」

 コナンたちはひょんな事から明るくてやさしい紗希と仲良くなるが、間もなくして妙な事に気付く。社会評論家の堂島多津子、女子大講師の立花淳之介、OLの今野美千代が紗希を恨んでいる可能性が出てきたのだ。3人の住むマンションは紗希の住むアパート近くにあり、コナンたちは紗希が部屋の窓から3人の何らかの秘密を目撃したと考える。そんな折、紗希が3人のマンションから落ちて絶命する。

 コナンは野次馬の中にいる中林ナカに声をかける。ナカは昨日、紗希が車に轢かれそうになった時も現場にいたのだ。紗希は考え事をしていて轢かれそうになったと話していたが、ナカは紗希が背後から何者かに突き飛ばされて交差点に飛び出したと証言。話を聞いたコナンはこの墜落死は自殺ではなく、他殺だと確信する。紗希は何か目撃した事で3人の誰かを強請り、口封じに殺害された可能性が高かった。コナンは紗希の遺体を確認。紗希は手袋をはめ、首には微かな擦過痕が残っていた。

 この後、目暮警部たちは捜査を開始する。千葉刑事は紗希が屋上から落ちた可能性が高いと高木刑事に報告。屋上の鉄柵の汚れが拭えていて、その汚れが紗希の服に付着していたのだ。屋上には紗希のピアスも落ちていた。目暮は防犯カメラを調べ、紗希は11階までエレベーターを使用していたと判明。11階から屋上には階段を使うしか方法はないという。携帯の履歴から紗希は誰かに呼び出されてマンション屋上に行った事も明らかになる。元々、明るくて誰からも好かれる女性だったショーパブ専属ダンサーの紗希。だが、3年前から人が変わり、同僚ダンサーを強請ったり、客にたかったりするようになったという。コナンは3人の事を高木に伝え、高木はアリバイがある多津子以外の2人から話を聞く。

 立花は脅迫状が届いた事を告白し、紗希が落ちた時は部屋にいたと証言する。紗希に何を見られたか訊かれると、観念した立花はハゲている事がバレたと言ってカツラを取る。美千代も紗希が落ちた時、部屋にいたと証言。紗希から部屋で待っていろと連絡があったという。美千代は昨日、交差点で紗希を押した事は認める。強請られた理由を訊かれると、美千代はある大金持ちが昔作った娘を捜していると聞いて、その娘に成りすまして金をせびっていたと告白。美千代はカツラを外し、自分の正体は沼垣大八という男だと打ち明ける。紗希は部屋でカツラをとった沼垣を見て強請っていたのだ。

 この後、紗希は睡眠薬を飲まされていた事が判明。沼垣は今日の事は知らないと主張するが、高木と千葉は沼垣が紗希を殺害したと疑う。沼垣は殺人未遂と詐欺容疑で逮捕されるが、コナンは何かが引っかかっていた。その時、202号室の赤羽根十和が大騒ぎをする。旅行中に宝石類を盗まれたという。コナンはこの空き巣事件と紗希が殺害された事件が繋がっている事に気付き、事件の真相に近づいていく…。