事件ファイル

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2019年2月2日(土)放送

第929話 「窓辺にたたずむ女(前編)」

 歩美は道端で転んでしまい、通りかかった緑川紗希が住むアパートで手当てを受ける。質素な暮らしをする紗希の部屋には男性との2ショット写真が飾られていた。紗希は花を窓辺に飾った後、外を眺めながら「へぇ、お友達が来てるんだぁ」と呟く。この後、歩美はコナン、光彦、元太、灰原を連れて紗希のアパートに向かう。歩美が明るくやさしい紗希の話をして、会いに行く事になったのだ。だが、窓辺に佇んでいた紗希は妙に寂しげな表情をしていた。紗希は外にいる歩美たちに気付いて笑顔になる。

 紗希は歩美たちと話した後、ジムに行くと言って去っていく。紗希と別れたコナンたちは何か事件はないかと見回りを始める。この後、車が建物に突っ込む事故が発生。近くにいたコナンたちは激突音に驚き、ジムから出てきた紗希も事故現場に向かう。紗希は驚きの声を上げ、集まった野次馬たちに注目される。コナンは野次馬の中にいた堂島多津子、立花淳之介、今野美千代が紗希を忌々しそうに見ている事に気付く。コナンは人に恨まれる覚えはあるかと訊ねるが、紗希はないと笑って去っていく。

 コナンは紗希と何かあったのかと多津子、立花、美千代に確認。3人は動揺しつつも惚けて去っていく。歩美は紗希が人に恨まれる人とは思えないと当惑する。多津子、立花、美千代は同じマンションに帰っていき、コナンは3人の事を管理人の小木狭一に訊ねる。102号室の立花はカッコイイと学生に人気の女子大講師だった。真面目で礼儀正しい美千代は302号室に住み、貿易会社に勤務していた。1107号室に住む多津子は社会評論家。テレビにコメンテイターとして出演する事も決まっているという。

 コナンたちは紗希の部屋の下に行き、3人が住むマンションの方を確認。紗希の部屋から見えるのは102号室、202号室と縦並びの1列のみ。102号室、302号室は見えるが、1107号室は死角になっていた。コナン、灰原たちは紗希が部屋の窓から立花、美千代の部屋の何かを見た可能性があると考える。102号室の立花はドアの新聞受けに入っていた封筒の中身を見て戦慄する。便箋には「しっかり見ちゃったもんね」「公表されたくなければ金で」と書かれていて、差出人名は「秘密を知っている女」だった。

 コナンたちは紗希がいる米花シネマに向かうと、紗希は近くの交差点で信号待ちをしていた。その直後、紗希は車に轢かれそうになり、コナンたちは急いで助けに行く。紗希は考え事をして赤信号で渡ろうとしたという。コナンたちは紗希に話を聞こうとするが、紗希は動揺している事を理由に去っていく。コナンたちは多津子、立花、美千代から話を聞く事に。コナンが紗希を睨んだ理由を3人に確認。美千代はキレイで妬ましかった、多津子は嫌いな従妹に似ていた、立花はフッた彼女に似ていたと答える。コナンたちの心配は杞憂に終わったかに思えたが、翌朝、紗希はマンションから落ちて絶命して…。