事件ファイル

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2019年1月26日(土)放送

第R81話 「鶴の恩返し殺人事件(デジタルリマスター)」

 小五郎、コナン、蘭は特別天然記念物のタンチョウを見るため、北海道にやってくる。小五郎たちはひょんな事から鶴を世話している町田修造と知り合い、修造の自宅に泊めさせてもらう事に。修造の奥さんは5年前に他界し、今は1人暮らしをしているという。自宅には弟の画家、町田保が10日前から居候していた。コナンは部屋に置かれた透明な強化ガラスの事を訊ね、修造は今のくもりガラスとはめ替えて、部屋からもタンチョウを見られるようにすると答える。

 この後、修造の息子の町田浩と娘の町田則子が駆け込んでくる。浩たちは修造が全財産を村に寄付すると聞いて止めに来たのだ。だが、修造は自分の死後、渡り鳥の面倒を見てもらうために寄付すると聞く耳を持たない。修造は引退した実業家で、浩たちに寄付の事を教えたのは保だった。部屋の中は寒かったが、煙突にキジバトが巣を作ったらしく、修造は戻ってきた時のために暖炉を使っていなかった。修造は5時に弁護士と会って書類に判を捺せば、全財産3億円は村のものになると浩たちに伝える。

 小五郎たちは近くにある露天風呂にやってくる。小五郎たちが温泉に浸かっていると、スケッチブックを持った保が現れる。保はこれから給餌場でタンチョウをスケッチするという。この後、温泉からあがったコナンは修造の家から走り去っていく浩が運転する車を目撃。浩はひどく慌てた様子だった。そこにスケッチを終えた保がやってくる。保はタンチョウのスケッチを何枚も描いていた。小五郎がのぼせて動けないため、保は先に修造の自宅に戻る事に。保は到着した山上弁護士と自宅の方に歩いていく。

 その時、保たちは割れた窓ガラスから部屋の中を覗いて驚愕する。部屋ではボウガンの矢が刺さった修造が絶命していた。修造がいる部屋は鍵がかかっていて、保は体当たりしてドアを開ける。保は浩を捜してほしいと則子に指示し、山上には玄関の電話から警察に通報してほしいと頼む。そして、保は温泉にいる小五郎たちを呼びに行く。この後、小五郎は捜査を開始。コナンは部屋を調べ、壁際に置かれた強化ガラスの傷に気付く。床にも傷があり、割れたくもりガラスの破片は床に一直線に並んでいた。

 コナンは修造の遺体を調べ、煤がついている事に気付く。続けてコナンは暖炉も確認。暖炉は煤が所々とれていて、焼けてない木片も落ちていた。この後、北海署の蝦夷松刑事たちが浩を連れて現場にやってくる。浩は修造をボウガンで撃ったと警察に自首してきたという。だが、コナンは何かが引っかかっていた。浩は寄付を止めさせるため、脅すつもりでタンチョウのはく製を狙って撃った証言し、則子に言われて仕方なくやったと告白する。浩は修造を殺害するつもりはなかったという。コナンは現場である不審な点に気付いた後、煙突を調べて謎を解き、事件の真相に辿り着く…。