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#08のあらすじ

次回の事件関係者

第8話 8月25日(木) よる11:58~
工藤新一(溝端淳平)とバスに乗っていた毛利蘭(忽那汐里)はバスが停車した拍子に沢田治(少路勇介)にお尻を掴まれる。蘭は沢田を睨み付け、痴漢だと大声を出す。沢田はドアから脱兎のごとく逃げ出し、蘭は猛スピードで後を追いかける。新一も蘭に促されて駆け出していく。だが、途中で沢田を見失い、辺りを見渡す蘭と新一。その時、沢田がマンションのベランダから飛び出してくるのを発見。蘭が声を出して威嚇すると、沢田は何かをポケットに仕舞い込んで再び逃げ出す。
新一と蘭は二手に分かれ、沢田を挟み撃ちにして橋の中央へと追い込む。お尻を触られた事が許せない蘭は沢田の顔面に回し蹴りを浴びせる。新一が沢田の顔のケガの状況を確かめていると、沢田は指先の痛みも訴える。怒りが収まらない蘭は沢田を警察に連れて行こうとする。蘭はマンション前に停まっているパトカーに気付いて走っていくと、救急隊員が心臓マッサージをしながら老婆、宮野勝代(島ひろ子)を救急車に乗せていた。ヘルパーの山下誠(浅利陽介)も救急車に乗り込もうとするが、佐藤美和子刑事(上野なつひ)が詳しい事情を聞きたいと言って制止。蘭は近くにいた高木渉刑事(土屋裕一)に沢田を突き出す。
佐藤刑事によれば、誠が買い物中に人工呼吸器で生命を維持していた勝代の呼吸器が突然止まり、勝代は心肺停止状態になったという。以前にも誠が介護をしている時に呼吸器が止まるトラブルがあり、佐藤刑事は誠が勝代の殺害を企てたと疑う。一方、高木刑事は蘭と共に沢田を尋問する。その時、高木刑事の携帯に連絡が入り、沢田に前科がある事が判明する。
さらに警察の調べによって、数年前の交通事故で歩けなくなった勝代が、その後、脳梗塞になったこと。そして、唯一の肉親である娘の宮野ゆかり(佐藤仁美)が介護をし、仕事の時は山下が面倒を見ていたことが分かる。人工呼吸器は非常時に備えて予備のバッテリーを用意しておくものだが、バッテリーは故障して修理中だった。誠は雇い主を殺すわけがないと身の潔白を主張する。その時、ベランダから蘭の声が聞こえてくる。蘭によると、沢田は勝代の家のベランダから飛び出してきたという。
勝代の家のベランダで新一は壊れた監視カメラに気付く。誠によれば、ゆかりの下着はよく盗まれていたという。新一は干してある下着を調べ、おもむろに黒の下着を穿く事が多いかと佐藤刑事に確認する。そして、新一は洗濯バサミの1つを見て何かに気付く。
その時、何も知らずに帰宅したゆかりが事態を察して泣き崩れる。佐藤刑事がゆかりから話を聞こうとすると、新一はそれを遮り、よく下着を盗まれるかをゆかりに確認。呆れる佐藤刑事を尻目に、新一は監視カメラが壊れた時期も訊ね、ゆかりは雨でカメラがショートしたと答える。以前、ブレーカーが落ちた事故はカメラがショートした事が原因だった。
勝代の安否を気遣う誠は的を射ない質問を繰り返す新一に激怒。佐藤刑事も様子がおかしい新一の事を心配する。しかし新一は、沢田の痴漢事件と勝代の人工呼吸器が突然止まった事件、一見全く関係のない様に見える2つの事件の意外な接点に気付いていた!

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