- 2016年5月21日(土)放送 【プロゴルファー】手嶋多一
- 年の功
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あすリートの収録をやらせていただくことになり、たくさんのスポーツ選手に興味を持つようになる中で大変だなぁと思うのは、やっぱりアスリートというのは、普通の会社員などに比べ体力勝負な分、早い時期から引退の文字を突きつけられるということ。
もちろん四十代になっても五十代になってもバリバリ現役でされている方もいらっしゃいますが、多くのスポーツ選手は三十代後半から四十代などで引退を決意されている方が多い気がします。
そんな中、今日ピックアップしたのはプロゴルファー手嶋多一さん。47歳。
若手を特集することの多い「あすリート」の中ではかなりのベテラン。
ご本人も収録の中で、体力的には若い頃より落ちるかもしれないけど…なんて話をされていましたが、長くその道を進んでいるからこそ、そしてそこで結果をしっかり残しているからこそ、なるほどなぁと心動かされる言葉がいくつもあったように思います。
ベテランになった今の方が風を読んだりする力は高くなった、とか。練習しすぎない方が自分には合ってることに気づいた、とか。
まだまだ自分のやり方を模索しているような若手のあすリートのがむしゃらな姿も好きですが、キャリアを積んだからこそ「自分流」を極めた手嶋プロのような方の話を聞くのも心に響くなぁと思ったのでした。
ちなみに我が802の大ベテラン先輩が残した名言は「人生現場処理」。
準備しすぎて凝り固まるよりその場の感覚を大事にしろよ、ということらしいです。
私が言ってもただのテキトーだけど、人生の大先輩が言うと説得力が違う...。
私も何か人の心に響くくらいの説得力と影響力を出していこう。


