高校の頃、陸上部のマネージャーをしていました。
理由としては「テニス部の彼氏が部活終わるのを
待ちたかったけどテニス部はマネージャーを採って
ないから時間を潰せそうな部活に入ろう」という、
今考えても目まいがするほど不純かつ残念な動機
だったのですが、それでもやってみれば非常に楽しく、
真面目にマネージャー業に取り組んでいました。
その関連で結構色々な陸上の大会に見学に行ったりも
していたのですが、中でも私が見ていて好きだったのが
「やり投げ」
スコーン！と槍が青空を裂いて飛ぶ爽快さに心奪われ
「うちも誰かやり投げをすればいい」などと言って、
ランナーしかいない陸上部員たちを困らせたものです。
ちなみに、今回の放送で初めて知ったのですが、
「砲丸投げ」の方は日本と世界の差ってそんなに広い
のですね。
世界陸上の参加標準記録が20メートル。
日本の最高記録が18メートル。
パワーの差なのか、体格の差なのか。。。
それよりもっと、日本人でいながらにして世界と戦える
フィールドに立ちたいと、砲丸投げからやり投げに転向
したのが今回の主人公、池川 博史くん。
高校生らしからぬ貫禄と安定感。
穏やかな笑顔から繰り出される鋭い槍は、
テレビ画面越しでも伝わる迫力で「ブンブンブン！！！」(←槍がしなりながら飛んでいく音イメージ)と空を横切ります。
やっぱりやり投げ、かっこいい！！！
高校生の頃のときめきを再燃させつつ、
東京オリンピックでの池川くんの勇姿を見られるのが
今からとっても楽しみになったのでした。