インターハイの取材で、金蘭会高校の他に
近大附属高校相撲部の練習にも
お邪魔させていただきました。
間近で見る相撲の稽古は迫力満点。
お腹のお肉が“ぶる”んっと揺れるぶつかり合いを
圧倒されながら見ていました。
そしてこちらでも実際に練習に
参加させていただくことに。
生まれて初めて踏む四股。
足が、、上がらない、、。
なぜだ、彼らより明らかに私の方が
小回りの効きそうな体型なのに、
あんなに綺麗にスッとまっすぐ足が上がらない！
更にすり足で土俵周りをムカデのように
グルグル回る練習でも、
列の一番端っこに金魚のフンの如く付いて
行かせてもらったのですが、これもかなりキツい！
監督に「鬼頭さん、普通に足上がってるので
それはすり足じゃないです」と
冷静に突っ込まれ、改めて彼らの練習の大変さを実感。
こんなの毎日何時間もやっているのか。みんな超人だ。。
しかし一度土俵を離れればごく普通の高校生男子。
上裸の高校生力士たちに囲まれて
(彼らはなぜか上裸で料理をし、上裸でご飯を食べる)、
一人普段着の私がちょこんと
ちゃんこをつつくシュールな光景が
番組内でもご覧いただけたかと思いますが(笑)、
一緒に晩ご飯を食べているだけでも
相当仲が良いのが伝わってきました。
寝食共にしている彼らが「家族力」と呼ぶ、
一体感を武器にした強さの秘訣も
少し垣間見られた気がします。
結果は狙っていた団体戦優勝とはなりませんでしたが、
近大附属高校相撲部の「家族力」はきっと今後も受け継がれ、
どこよりも結束力のあるチームになっていくんだろうなぁ。