ヘッダー Space『以上、現場からでした。』
(安藤優子、集英社be文庫:
2007、10、24)
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安藤優子キャスターのこれまでの仕事の全記録、といった感じの、文庫本にしては異様に分厚い(364ページだが、紙が、良い紙使っているのかな、分厚いですよ)「聖書」のコンパクト版のような、しっかりした造りの本。表紙には、
「見た!聞いた!伝えた!細やかな視線と大胆な行動力、時に命がけのニュースキャスターの20年の記録。」
とある。確かに、素人の女子大生リポーターから始まって、報道の現場を渡り歩くフリーのキャスターとして20年以上、第一線で頑張ってらっしゃる安藤さんは、女性キャスターの草分け的存在であり第一人者。フリーで最初から「報道畑」だったからか、いわゆる「女子アナ」臭はまったくない。潔い。男性・女性関係なく、ジャーナリストたるキャスターはかくあるべきだと思うが、視聴者は「そんなの関係ねえ」と思っているのかどうか。斜(はす)に構えて座ったおねえちゃんの方がよいのか?それは分野の住み分けなのか?
どうなんでしょうか?とりあえず、読んでみ。


★★★★

(2007、11、14読了)

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