怪人百面相とは…昭和30年代に出没した、百の顔を持つ20世紀最大の怪盗なのだ! とは言え手当たり次第に盗むのではなく、美しいものを愛するがゆえに独り占めしてしまう、言わば"美の賛美者"であり、名探偵のドケチ小五郎とは良きライバル関係にあるのである!
カイテンゴンドラーンとは…浅草の、とある老舗テーマパークに設置しても100%溶け込めてしまう驚異のドロンボーメカなのである!そのアームの先端に吊るされた衛星ゴンドラはヤッターマンを捕獲できるだけでなく、鉄球に交換して高速回転させればヤッターメカを寄せ付けない鉄壁のガードとなるのだ!
カガミメカとは…宝石箱型メカ・キンキラーキンに対抗して登場したビックリドッキリメカなのだ! 冷凍攻撃に対しては太陽光を反射させて氷を解かし、高熱のビーム攻撃に対しては巨大ミラーに合体して跳ね返すことができるのである!
カシワモチメカとは…5月5日の端午の節句に登場した、おめでたーいビックリドッキリメカなのだ! かしわ手を打つことで鯉のぼり型のドロンボーメカを水中におびき寄せ、エサとして食べられて内部に入り込んでしまうのである!ちなみにどうして端午の節句に柏餅を食べるかというと、柏の葉は新しい葉っぱが生えてくるまでは古い葉っぱが落ちないことから、家系が途切れることのないよう縁起を担いでいるのである!
カミナリオコシメカとは…カイテンゴンドラーンに対抗して登場したビックリドッキリメカである!合体すればそのボディは鉄球よりも固く、雷を発生させて敵メカに電流攻撃を浴びせることもできるのである! ちなみに"雷おこし"の語源は「雷門」と「家を興す」ことから来ているのだが、ぜんぜん問題ないのである!
カモネギーンとは…"お年寄りの原宿"こと巣鴨に現れても目立たないように考え抜かれたドロンボーメカなのだ!その翼の下には強力なネギミサイルを装備していたが"鴨がネギ背負って来る"の不吉なことわざどおり、最期はネギとともに美味しく調理されてしまったのである!
カンニンシテーとは…いつか大阪で戦う日もあろうかと、かねてよりボヤッキーが造っておいたドロンボーメカなのだ! その姿をひと目見た関西の人々は大阪ミナミにある巨大看板を思い出すとか出さないとか…。巨大なツメで敵メカを押さえつけ特殊な泡で動きを封じる、実に、おっかにぃーメカなのである!
ガリガリキュイーンとは…その名前を聞くだけで口の中にイヤーな感覚が広がる虫歯治療器具型のドロンボーメカなのだ! チョコレートでできた宮殿の中からドクロリングを見つけるため、片っ端から食べる作戦を思いついたボヤッキーが、食べ過ぎて虫歯になっても困らないようにと、このような形になったのである!
ガンちゃんとは…高田玩具店の一人息子でフルネームは高田ガン。言わずと知れたヤッターマン1号である。メカには強いが女心には鈍感で、アイちゃんの気持ちにも気づいているのか、いないのか…。可愛い子にはすぐに一目惚れしてしまうちょっと困った性格だが、仲間のピンチには真っ先に駆けつける、やっぱり頼れるヒーローなのだ!
キューピッドメカとは…"ラブラブ"のかけ声と共にハート型の矢を放つ、愛の天使型のビックリドッキリメカなのだ! その矢の先からは"惚れ薬"にも似たガスが出て、人を恋する気分にさせることができるのである!