印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクションワシントンナショナルギャラリー展

【日時】2011.9.13(火)~11.27(日) 【場所】京都市立美術館

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見どころ・作品紹介
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 《うなぎを獲る人々》
エドゥアール・マネ 《オペラ座の仮面舞踏会》
エドゥアール・マネ 《鉄道》
カミーユ・ピサロ 《カルーゼル広場、パリ》
エドガー・ドガ 《舞台裏の踊り子》
クロード・モネ 《ヴェトゥイユの画家の庭》
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ポン・ヌフ、パリ》
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《モネ夫人とその息子》
メアリー・カサット 《青いひじ掛け椅子の少女》
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《アンバサドゥールの粋な人々》
ポール・セザンヌ 《『レヴェヌマン』紙を読む画家の父》
ポール・セザンヌ 《赤いチョッキの少年》
ポール・ゴーギャン 《ブルターニュの踊る少女たち、ポン=タヴェン》
フィンセント・ファン・ゴッホ 《自画像》
フィンセント・ファン・ゴッホ 《薔薇》
ジョルジュ・スーラ 《オンフルールの灯台》

作品紹介

ジョルジュ・スーラ 《オンフルールの灯台》

1886年 油彩・カンヴァス
ジョルジュ・スーラ 《オンフルールの灯台》 1886年 油彩・カンヴァス
National Gallery of Art, Washington
Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon

オンフルールは、ノルマンディ地方のセーヌ川河口付近の古い港町で、クールベやブーダン、印象派の画家たちに好まれた町でもありました。ジョルジュ・スーラは、1886年の夏この町に滞在し、7点の作品を制作します。そのどれもが古風な港町の画趣に富むような景観ではなく、どこにでもあるような平凡な風景を描いたものでした。港の灯台は、この地で生まれたブーダンを始め、多くの画家が描いています。本作では灯台を構図の中心に据え、右手には養老院や家並みを描き、左手には海と空が占める広大な空間を導いて、港の寂寥感を強めています。オンフルールは、近郊の港ル・アーヴルの発展に押されて、19世紀にはかなり荒廃していました。無人の砂浜に打ち捨てられた船の残骸が、その様子を示唆しています。スーラは、色彩現象を色の点に置き換えて描く点描技法で知られていますが、本作にもその技法が取り入れられています。画面を覆う秩序だった色点の構成は、微妙な色彩の諧調をもたらすと共に、この港の静隠さを印象づけています。

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