印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクションワシントンナショナルギャラリー展

【日時】2011.9.13(火)~11.27(日) 【場所】京都市立美術館

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見どころ・作品紹介
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 《うなぎを獲る人々》
エドゥアール・マネ 《オペラ座の仮面舞踏会》
エドゥアール・マネ 《鉄道》
カミーユ・ピサロ 《カルーゼル広場、パリ》
エドガー・ドガ 《舞台裏の踊り子》
クロード・モネ 《ヴェトゥイユの画家の庭》
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ポン・ヌフ、パリ》
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《モネ夫人とその息子》
メアリー・カサット 《青いひじ掛け椅子の少女》
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《アンバサドゥールの粋な人々》
ポール・セザンヌ 《『レヴェヌマン』紙を読む画家の父》
ポール・セザンヌ 《赤いチョッキの少年》
ポール・ゴーギャン 《ブルターニュの踊る少女たち、ポン=タヴェン》
フィンセント・ファン・ゴッホ 《自画像》
フィンセント・ファン・ゴッホ 《薔薇》
ジョルジュ・スーラ 《オンフルールの灯台》

作品紹介

フィンセント・ファン・ゴッホ 《薔薇》

1890年 油彩・カンヴァス
フィンセント・ファン・ゴッホ 《薔薇》 1890年 油彩・カンヴァス
National Gallery of Art, Washington
Gift of Pamela Harriman in memory of W. Averell Harriman

精神を病み、自らサン=レミの精神療養院に入院したフィンセント・ファン・ゴッホでしたが、退院前の数週間は状態が安定し、制作意欲も旺盛で、多くの作品を描きました。本作はこの時期2点描かれた薔薇の絵の1点です。《ひまわり》が南フランスの太陽やユートピアを象徴していたといわれるように、ファン・ゴッホはしばしばモチーフとなる花に深遠な意味を込めましたが、ここでは花瓶からあふれんばかりの薔薇を生き生きと描くことで、春の訪れや健康を回復したことへの喜びが率直に表現されています。残念ながら今日では全体に退色していて、ファン・ゴッホが意図した赤と緑の対比的な効果は薄れていますが、その分、彼の特徴であるエネルギッシュな筆遣いが際立つ作品です。

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