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2018/07/28

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西日本豪雨から3週間 台風直撃の不安も・・・

(中村健二ディレクター)
「吉浦地区に来ています。2週間前に訪れた際は
 側溝や道に多くの土砂があったのですが、
 今は片付けられています」

豪雨による土砂災害に見舞われた呉市吉浦地区。
2週間前、目の当たりにした町中の土砂や巨大な岩は
着々と撤去が進んでいた。

小加本弥生さんも自宅1階に土砂が流れ込むなどの被害を受けた。
家族5人、一時2階での生活を余儀なくされていた。

(7月14日放送・ウェークアップ!ぷらす)
Qいま一番必要なものは?

(小加本弥生さん)
「水が通っても下水が使えないから流せない。
 子供にシャワーを浴びさせてやることもできず
 下水を本当に早く通してほしいです」

あれから2週間。
自宅の片付けはほぼ終わり、下水道も復旧。
いまは近所の住民とともに地区全体の復旧に取り組んでいる。

(小加本弥生さん)
「(復旧が進んで)子供が元気に過ごせるようになりましたね
 たくさんの人の手が入り、重機が入り、
 きれいになったことにありがたいと思っています」


一方、小加本さんの勤務先・広島市安芸区にある小学校は、
川の土砂が校舎1階に流れ込んだ。

(中村健二ディレクター)
「こちら学校の遊具なんですが鉄棒が完全に埋まっています」

子どもたちの声が響くはずのグラウンド。

さらに、撤去された
土砂の仮置き場として使われていた。

(教員)
「地域とも折り合いをつけながら、
 なるべく早く復旧を目指して早く遊ばせてあげたい」

1か月後には新学期を迎えるが、復旧のめどはまだ立っていない。

生活再建への歩みが続く中、新たな不安の種が…

(小加本弥生さん)
「(台風が来たら)また同じところから流れるんじゃないかと。
 土砂を取り除いたのでまた入ったらまた同じことの繰り返しなので」

被災地直撃の恐れがある台風12号。
各地で二次災害への警戒を強めている。

呉市天応地区では住民たちが家の周りに土嚢を積む作業に追われていた。

(住民)
「また水が来たら台無しなんで、気になりますね、最悪ですね」
(住民)
「トラウマになったから雨が降ったら
 もう避難道具用意して、いつでも逃げれるようにして」
    
川の堤防の決壊で浸水した岡山県倉敷市真備町では
堤防の仮復旧工事が8か所中3か所で完了しておらず、
24時間態勢で作業を急いでいる。

さらに、被災地が頼りにするボランティアにも影響が…

(呉市社会福祉協議会 地域福祉課 田中秀樹次長)
「ちょっとした雨でも災害に繋がりかねないので
 ボランティア活動を中止することもあります
 大雨注意報が出たら
 すぐにその日の作業は中止になると思います」

一方、豪雨の深刻な被害を受けたのは広島名産のカキ。

川の河口にある養殖場に大量の土砂や流木が流れ込み、
呉市の養殖業者はカキの種を付着させた貝殻をつるすための棚が
3割壊れる被害を受けた。

(カキ養殖業者 北川商店 寺谷博志さん)
「50センチぐらい土にうまった
 (棚が壊れて)いかだ5台分ぐらいは稚貝を置くのに難しくなった」

この地区では、
呉市内の業者の3分の1にあたる20の業者が被災。
被害額は呉市全体で少なくとも3000万円に上る。

成長に2年を要するカキへの打撃。
追い打ちとなりかねない台風に不安を募らせる。

(寺谷博志さん)
「雨降って土砂が流れてこれより積もったりするなら
 ちょっと困りますよね…」

農林水産関連の被害額は
今月22日までにわかっているだけでおよそ1200億円。
甚大な被害が出た一部自治体の被害額は把握できておらず
さらに増える見通しだ。

被災地に無常にも迫る台風。

(防災ラジオ)
「非常に激しい雨が降り大雨になる恐れがあります」

(住民)
「堤防が穴が開いて水が入ってこないか心配です」

豪雨から3週間、
住民たちの不安な日々が続く。

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