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2018/10/20

NEWS01

免震装置データ改ざん 建物名を公表

(KYB 中島康輔社長)
「心から深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません」

衝撃の事実は今週火曜日、明らかに。

油圧機器メーカーKYBが
地震の際に建物の揺れを抑える   
免震・制振装置について
検査データを改ざんしていたと発表したのだ。

KYBは、国の基準などを満たさなかった
装置の数値を書き換えていた。
改ざんには8人の検査担当者が関与し
少なくとも15年にわたり行っていたという。

(KYB 中島康輔社長)
「納期上の問題ですとか分解とか調整に
 約3~5時間かかると聞いている。
 そういったことがあって書き換えということに行ってしまったのか」

改ざんの疑いがある装置は
東京スカイツリーや大阪の通天閣といった観光名所や
自治体の庁舎、病院などにも使われていた。
KYBによると
全国の共同住宅や商業施設など987物件に及ぶが
具体的な建物名を       明らかにしていなかった。

揺れを抑えるはずの装置が建物の耐震性に対する信頼を
足もとから揺るがすという前代未聞の事態。

そしてきのう
KYBはようやく建物名を一部公表。
そこには名だたる施設が含まれていた!

≪CM≫

油圧機器メーカーKYBによる免震装置などのデータ改ざん。

きのう、データが改ざんされた装置や
改ざんが疑われる装置が使われた物件名を新たに公表した。

(KYB・斎藤圭介取締役専務執行役員)
「非常に多くの皆様がお使いになるだろう
 庁舎の公表ということになります」

公表されたのはおよそ1000件のうちのわずか70件。
すべて公共機関の庁舎だった。
防災拠点となるはずの国の建物や地方自治体の庁舎のほか、
防災に関わる施設なども含まれていた。

このうち農林水産省が入る
中央合同庁舎1号館など11件は国の基準から外れた装置が。
17件には顧客と取り決めた基準を満たしていない装置が使われ、
財務省など残り42件には
KYBの製品が使われているものの改ざんの有無は不明と説明した。

一方で、共同住宅や商業施設など民間の物件の公表は見送られた。

(KYB・斎藤圭介取締役専務執行役員)
「不特定多数の人が出入りするということで
 例えば病院とか複合施設があるのは承知しているが
 国の管理・自治体の管理のものというのが 
 まず不特定多数のもので上位にくるのではないかと。
 100人以上の体制でやっている
 きょうの段階ではここのところで手一杯だった
 恥ずかしいですが申し訳ありません」

また、新たな事実も。
基準値を満たしているものの
より良いデータに改ざんした装置が使われた物件が
東京スカイツリーなどほかにも100件余りあるというのだ。

所有者などに許可を求め
今後も物件名を公表していくというKYB。
未だ全容が見えない中、混乱は続きそうだ。

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