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2018/05/19

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アメフト悪質タックルの余波

関西学院大学と日本大学。
アメフトの名門校同士、伝統の定期戦でそのプレーは起きた。

試合開始から4分。
青の関学が攻撃、赤の日大が守備の場面。
日大の選手が関学の選手に浴びせたタックル。
 
パスを投げ終えた関学の司令塔
クォーターバックに日大の選手が向かう。

プレーが途切れ無防備な状態の選手に躊躇なく突っ込んでいった。
 
タックルされた関学の選手は
腰椎(ようつい)の靭帯(じんたい)を損傷、全治3週間のけがを負った。

日大の選手はなぜこのような悪質なプレーに及んだのか。

今週、日大から関学に届いた回答書にはこう記されていた。

(日大の回答書)
「指導者による指導と選手の受け取り方に
 かい離が起きていたことが問題の本質」

(関西学院大学 アメフト部
 小野 宏 ディレクター)
「現時点では私どもが求めている誠意ある回答とは判断しかねると考えております」

関学側は記者会見で不十分な回答だと不満を表明。
日大の監督、コーチに対し怒りをあらわにした。

(鳥内秀晃 監督)
「同じ指導者としては到底受け入れることはできません
『自分の厳しさと選手の受け取り方がかい離している』ともしそう思うのであれば
 あのプレーが起こった時になぜベンチに戻して、
『そういうプレーをしろと言ったのではない』と
 言うことができなかったのかなと
(日大の監督が)私であれば、その試合はもう出さない」

悪質なタックルをした日大の選手は
その後もさらに反則行為を重ね、結局、退場処分に。

その選手に対し、周囲に集まったコーチとみられる人物や
他の選手たちが注意をする様子は見られなかった。

(関西学院大学 アメフト部
 小野 宏 ディレクター)
「(退場した選手に)なぜそこで注意が行われないのか。
 選手がそれぞれ寄ってきてまさしく
 ねぎらうかのような行為が行われていることについては全く理解できない」

問題のプレーを日大の監督、コーチは容認していたのではないのか。
疑念は深まるばかりだ。

日大の選手がよく来るというとんかつ店の店長は。

(とんかつ山路 山路順 店長)

「選手に聞いたらあれはどう見たってファウルだし、
(監督の)指示じゃなきゃ動けないだろうと
 「はい指示です」と普通に言ってました。」
「(タックルを)やった子も知っているから
 選手がかわいそうでしょうがないですよ」

さらに25年にわたりアメフトの取材を続けている専門家は。

(アメフト専門誌「ハドルマガジン」上村弘文氏)

「相手のQBを1プレー目で
 壊してこい
 フットボール選手であれば
「壊してこい」と言われればケガをさせてこいということが明確にわかる言葉でした」
 
上村氏が複数の関係者に取材したところ、
監督が選手に指示した言葉が明らかになったという。

去年の「甲子園ボウル」。
日大アメフト部は関学を破り、27年ぶりの大学日本一に輝いた。
 
チームを優勝に導いた内田監督についてアメフト部OBは。

(日大アメフト部OB)
「優しい言葉はないですね。基本的には厳しい言葉
 監督が言うことは絶対。
(日大アメフト部の中では)正直日本の法律よりも強い存在ですかね」

さらに日大の関係者は。

(日大関係者) 
「内田氏は監督だけでなく常務理事であり、
 人事担当でもあるということで"大学の実質ナンバー2"。
 "職員も誰も何も言えない"。そのくらい"怖い"」

日本大学ではきのう内田監督も出席して理事会が開かれたが
反則問題については取り上げられなかったという。

なぜ、日大は問題に対する説明を避け続けるのか。

(日本テレビ記者)
「監督"指示"したんですか!」

(関西学院大学 アメフト部
 小野 宏ディレクター)
「当該選手がなぜ突然、ああいうプレーをしたのか。
 真相究明は必ずなされるべき
(選手)本人がこのことについて 
 真実を自分の口で話をすることが
 彼の人生のためにも私自身は必要だと思う」

日大アメフト部の責任者は
きょうにも負傷した関学の選手らに直接謝罪するとみられるが
こじれた関係を今後、修復することができるかどうかは
日大側の対応にかかっている。

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