ウェークアップ

毎週土曜 あさ8時〜

辛抱
ウェークアップ

NEWS

2018/04/14

NEWS01
NEWS02

“文書”巡り、政府がけっぷち!

探したが「ない」とされた文書が、続々と見つかっている。
「森友」「日報」、今度は「加計」。

(希望の党、玉木代表)
「安倍総理の言っている答弁はウソだということを示唆しているんですよ、これは」

(安倍首相)
「ウソつきという以上は、明確に私がウソをついているという
 証拠を示していただけなければならない」

野党が追及したのは、加計学園の獣医学部新設をめぐり、
愛媛県が存在を認め、
農水省でもほぼ同じ内容のものが見つかった文書について。
3年前、総理官邸で、
当時の総理秘書官・柳瀬氏と愛媛県の職員らが面会した内容を
県の職員が書きとめた記録だとされる。

獣医学部の新設について、柳瀬氏が語ったとされる言葉はー

(コメント)
「本件は首相案件」

加計学園の理事長は、安倍総理の"腹心の友"加計孝太郎氏。
国家戦略特区の制度で52年ぶりに獣医学部の新設が認められた。

総理秘書官が「首相案件」と説明したことが事実ならば、
その真意は何だったのか。

(安倍首相)
「この(愛媛県の)文書について、私はコメントは差し控えたい。
 この獣医学部の新設については、
 前川前次官も含めて、私から指示を受けたという方は一人もいない」

「首相案件」と発言したとされる柳瀬氏は、去年7月ー。

(柳瀬元首相秘書官 去年7月)
Q愛媛県側と面会したか?
「私の記憶をたどる限りお会いしていない」

今週、改めてコメントを出した。

(柳瀬氏のコメント)
「記憶の限りでは愛媛県や今治市の方には会っておらず
 首相案件になっているといった話をすることはあり得ない」

(柳瀬氏)
Q農水省から見つかったが?
「報道は拝見しましたがこれまでのコメント通りです」

真っ向から食い違う、柳瀬氏の「記憶」と愛媛県の「記録」。

(中村 愛媛県知事)
「(愛媛)県の職員は、何も文書をいじる必然性は全くないわけで。
 職員のあげてきた書類は全面的に信頼しています」

(立憲民主党 枝野代表)
「柳瀬さんがウソをついているか愛媛県の担当者が聞いても
 いないことを勝手に書いたか、2つに1つじゃないですか」

(安倍首相) 
「柳瀬秘書官の発言を、私は信頼をしているところでございます」

愛媛県の文書については、
獣医学部新設に関係する農水省などに配った可能性が指摘されている。

(立憲民主党・逢坂議員)
「官邸が水戸黄門の印籠のようなものを
 愛媛に与えて各省に対して獣医学部設置をお願いします
 ということをある種回らせた証拠ではないか」

野党は、総理秘書官の意向を背景に、
学部新設を働きかけていたとみて、追及する構えだ。

文書には、こんな記述も―

(文書の記述)
「安倍総理と同学園理事長が会食した際に、
 下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんと言っている
 との発言があった」

もしこの発言が事実ならば、
安倍総理の「学部新設の申請を知ったのは去年1月」という答弁と食い違うが―。

(安倍首相)
「(加計理事長と)獣医学部の新設について話をしたことはなく、
 そしてご指摘のようなやり取りを行ったことはない」

文書に名前が出た下村氏は―。

(下村元文科相)
「非常に驚きましたし迷惑です。
 そもそも私自身がお二人に対してまったく言ってませんので」

内容は事実でないと否定した。
野党は、柳瀬氏の証人喚問を求めている。

森友問題でも新たな事実が。
国有地売却の際、8億円の値引きの根拠となった敷地内のごみの量。
その量を財務省理財局が、森友学園側にうその説明をするよう依頼していたのだ。

(佐川理財局長(当時)
「学校を建設するにあたって必要な廃棄物の撤去については
 適切に行った」

政府はこれまで
ゴミの撤去費用について「適切」だったと繰り返し答弁してきた。
しかし、実際には、佐川氏の答弁との整合性をとるため、
森友学園側に
「ゴミの撤去費用が相当かかった気がする。
 トラックが何千台も走った気がするといった言い方をしてはどうか」と
口裏を合わせるよう求めていた。

(自民党 西田議員)
「ばかか!本当に!何を考えているんですか!」

(財務省 太田理財局) 
「事実と異なる説明を求めるという対応は、
  間違いなく誤った対応でございます」

防衛省でも。
イラクでの自衛隊の日報について、
防衛省は陸上自衛隊の研究本部が
去年3月に発見したにも関わらず、
その3日後に、「日報は存在しない」と
情報公開請求にウソの回答をしていたことを明らかにした。

(共産党 井上議員)
「組織的隠ぺい以外、何ものでもないじゃないか」

また南スーダンPKOの日報も新たに1年分以上が発見された。

次から次へと問題が噴出する中、自民党内からも厳しい声が。
 
(二階幹事長)
「国民の皆さんもうんざりしているだろうと思いますが、
 我々も実際はうんざりしております」

(自民党 小泉議員)
「記憶の限りというのはおかしい」

(自民党 石破議員)
「真実を解明をし、政府に対する信頼をきちんと
 回復することは野党ではなくて、与党の責任であると」

官僚たちは、何を守ろうとしているのか。
そして苦境に立たされている安倍総理は、
国民の信頼を取り戻すことができるのだろうか。 
         

NEWS03
NEWS04

BACK NUMBER

btnTop