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2018/04/07

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レスリング 伊調選手へのパワハラ認定 栄氏は強化本部長を辞任

パワハラは、”あった”!

レスリング界を揺るがした問題に、きのう大きな動きが。

(日本レスリング協会 倫理委員会 金森仁弁護士)
「結論としては明確にパワハラと認定された点が4点あります」

第三者委員会が調査の結果、
栄強化本部長の伊調選手らへのパワハラが
少なくとも4件あったと認定したのだ。

ことの発端はことし1月に内閣府に出された告発状。
栄氏を含む協会の幹部らが伊調選手に対し、
練習拠点への出入りを禁止するなど、
様々なパワハラを行っているとの内容だった。

その栄氏は、パワハラを否定。

(記者)
「パワハラはなかった?」
(栄氏)
「僕の中では一切やっていないと思う」

伊調選手の母校で、栄氏が監督をつとめる至学館大学の谷岡学長は。

(至学館大学 谷岡学長)
「この告発状はとても恣意的なわけのわからない文書
 パワーのない人間によるパワハラがどんなものなのか
 私にはわかりません」

告発状の内容を全面的に否定し、栄氏を擁護。

日本レスリング協会もパワハラを否定していた。

今回、認定された栄氏のパワハラは
伊調選手本人と
伊調選手のコーチで男子代表のコーチも務めていた田南部氏に対するものだった。

(日本レスリング協会 倫理委員会 金森仁弁護士)
「栄コーチが伊調選手をコーチ部屋に呼び、
 「よく俺の前でレスリングができるな」と発言した。」

第三者委員会はこれが
『弟子が離れていったことに対する師の逆恨みにも似た
 狭量な心情の発露』にあたるとした。

また、田南部コーチに対するパワハラも認定。

(日本レスリング協会 倫理委員会 金森仁弁護士)
「モスクワでの世界選手権のとき、ホテルロビーで
 栄コーチが田南部コーチに、伊調を指導するなと発言した」

この発言が「栄氏の優位な立場を背景とした
敬意と思いやりのない不適切なものだった」と厳しく非難した。

栄氏は、きのう付けで強化本部長を辞任した。
大変申し訳ないと謝罪を一言、谷岡学長に託したという。

当初、パワハラを否定していた会長は。

(記者)
「前回の理事会が終わった後にパワハラがなかったといっていたが?」
(日本レスリング協会 福田富昭会長)
「ぱっと(週刊誌を)読んだ感触そのもので言ってしまった言葉。
 よくみると本日のようなことであった。
 私のさっと読んだ時の発言、申し訳なかった。
 非常に深重な思い、それにしっかりとした改革をしていかなければならない」

一方、告発状が指摘した伊調選手が男子合宿への参加や、
練習拠点の出入りを禁止されたなどの事案は、パワハラと認定されなかった。

調査結果を受け、伊調選手は
「まだ内閣府の調査が続いておりますので
 最終的にはその調査結果を待ちたい」とコメントしている。

パワハラへの認識を改めると繰り返した日本レスリング協会。
東京オリンピックを2年後に控え組織改革はできるのだろうか。

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