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2018/04/07

NEWS01

大相撲 土俵上で倒れた市長に救命措置 「女性は降りて」のアナウンス

土俵中央で男性が倒れた。

そこへ女性が駆け寄り心臓マッサージを始める。
さらに数人の女性も駆けつけ救命措置に加わった。
…しかし、そこに!

(場内アナウンス)
「女性の方は、土俵から降りてください」

なんと!救命措置を行っている女性に
土俵から降りるよう促したのだ。

大相撲舞鶴巡業。
挨拶中に倒れたのは、多々見良三舞鶴市長。

(土俵近くにいた鷲田 龍作さん)
「まわりの男性は、いましたけれども
 女性の処置の方が早かった気がします」

救命措置を行った女性は看護師。
なぜ行司は、女性に土俵から下りるよう、促したのか。

大相撲は、神事と密接な関係があり、
女性を土俵に上げないことが伝統となっている。
過去には…

森山弓子官房長官や、太田房江大阪府知事が土俵に上がれず…。

きのう行われた宝塚巡業でも…

♪(宝塚・中川市長)
「女性であるという理由で土俵の上で挨拶ができない。悔しいです」


中川宝塚市長の挨拶は、土俵の下からだった。

しかし!

古来、女性と相撲には深い関わりがあった!
 


(場内アナウンス)
「女性の方は、土俵から降りてください」


女性が土俵に上がれない“しきたり”。
しかし古来より、女性と相撲には深い関わりがある。

そもそも…、“日本書紀”に女性同士の相撲が登場している。

天皇(すめらみこと)は、女官を集め服を脱がせ、ふんどしをつけさせ、
木工職人の前で相撲を取らせた。


時は流れ、室町時代には、尼僧が相撲を取り…。


江戸時代には、土俵の上で男性と取り組むこともあった。
ちなみにこの絵は歌麿によるもの。


そして、1909年。国技館が竣工。
文明開化で「女相撲」は禁止されたが、
地方ではその後も脈々と続けられていたのだ。

現在では、相撲がオリンピック種目になるよう
日本女子相撲連盟が設立されている。

(場内アナウンス)
「女性の方は、土俵から降りてください。男性が上がってください」


多々良市長は、
くも膜下出血だったが命に別状はなかった。

しかし、搬送後、土俵には大量の塩がまかれたという。

(八角理事長のコメント)
「行事が動転して呼びかけたものでしたが、
 人命にかかわる状況で不適切な対応でした。
 深くお詫び申し上げます」

土俵は、神事の場所か
スポーツの舞台か…。

命よりも“しきたり”なのか?。

(場内アナウンス)
「女性の方は土俵から下りてください」

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