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2018/07/14

NEWS01

西日本豪雨から1週間 広島のいま

きのう、広島県・呉市天応地区。

「午後1時25分、天応地区全域に避難指示が発令されました。」

(山本キャスター)
「今、呉市で取材をしているんですが、
 同じ呉市でも天応地区に土石流発生の恐れがあるとして
 天応地区全域に避難指示が発令されました!」

後片付けや土砂の撤去に追われる中、
突然の「避難指示」に戸惑う、住民やボランティアたち。

「避難指示」のサイレンが鳴り響き、足早に避難所へと向かう…。
 
(避難してきた住民)
「びっくりしました。たまげます、ほんと。」
 
(避難してきた人)
「ちょうど(撤去)作業をしていた途中で
(サイレンが)かかってきたので、またやり直さないといけないですね。」

多数の犠牲者を出した広島県。
豪雨から一週間以上経過したにもかかわらず、
二次災害の恐怖と隣り合わせの生活が続いている。

きのう、広島市安芸区矢野東。
最も被害が集中した地域では…。

(山本キャスター)
「見てください 奥。
 大きな岩が住宅街に転がり落ちてきています。」
 
「奥の住宅も見てください。2階建てなんでしょうか。
 1階の部分ががれきでほぼ埋まっている状態…。」

土台を残し、根こそぎ土砂に押し流された住宅も。
 
想像を絶する豪雨によって、地区全体を土石流が襲った。
防災のため設置されていた上流のダムは
自然の猛威に歯が立たなかった。

(山本キャスター) 
「高さ4~5mはあるでしょうか。
 今年2月に完成したばかり。
 そこから水、土砂があふれまして住宅団地に向かいました。」
 豪雨から1週間たったんですが今も水があふれています。」

(付近の住民)
「半年前にあれ(ダム)があるからと
 家を新しく購入された方もいらしたので、すごく残念というかつらいとこですよね。」

今なお行方がわかっていない高校三年生の植木将太朗(うえきしょうたろう)さん。
自宅に一人で居たところを土砂に巻き込まれた。
自宅があった場所は…。

(山本キャスター)
「これ車庫ですね。 
 恐らくこの上に住宅が立っていたと思われます。」

連日の炎天下のもと、懸命の捜索が続く。
うず高く積みあがった土砂は徐々に固まり、人の手でかき分けるしかない。
 
そのそばで、息子を探し続ける母親の姿が…。
 
植木さんは土砂に巻き込まれる直前まで、母親と電話で会話していたという。
 
(植木将太朗さんを探す母親)
「電話の音声の向こうが外の音っていう感じだったので、
 外に出てるんだろうなって思いながら話していたんですけど、
 外に出た瞬間何を見たのか分からないんですけど「やばい」って言うので
 何がやばいのって聞いたら「やばいやばい」って…。
 そのまま電話が切れてもう通じない状態で…。」

おとといからは植木さんの同級生たちが捜索を手伝っている。
 
(中学校の同級生)
「できることをやって生存を祈るというか、それだけです。」

(植木将太朗さんを探す母親)
「本当に1分でも早く大勢の方の手を借りて…。
 できるだけ生存している状態で見つかればと思っています。」

国道が寸断されたことで、一時「半孤立状態」となっていた呉市。
最大の懸案だったインフラの復旧にはここにきて、少しずつ動きが。
土砂で通行止めだった場所では…。

(山本キャスター)
「こちらは海水浴場の駐車場だったんですが、
 う回路が設けられたため市民の生命線が復旧しました。」
 
今週水曜日、幹線道路が開通したことで救援物資など物流面での不安に、
ようやくメドが立ちつつある。

そしてきのう、被災者にとって待ちに待った瞬間が…。

(住民) 
「風呂に入れなかったからね。あーよかった、うれしい!
 何とかここまで回復しました。ありがとうございます」

徐々に進むライフラインの復旧。
呉市では断水している他の地区も順次給水を再開させたいとしている。

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